都市と自然を結ぶ新たな拠点が東京にオープンしました

東京の新たなランドマーク「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」

2025年9月1日、東京・芝浦の水辺に新たなランドマーク「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」が全体開業を迎えました。このプロジェクトは、都市と自然、ベイエリアと東京都心を結ぶことを目的としたもので、これからの東京における新たなライフスタイルを提案します。主にラグジュアリーホテル、オフィス、商業店舗から成るこの複合施設は、地域に開かれた空間を作り出し、賑わいとコミュニティ形成を促進します。

開業式典の様子

開業を祝う式典には、野村不動産社長の松尾大作氏や東京都の技監、各関連団体の代表者が出席しました。松尾氏は、「このプロジェクトは2018年に始まりました。長い年月を経ての開業を皆さまと共に喜びたい」と語り、穏やかな感謝の意を表しました。また、東京都の谷崎氏は、「2050東京戦略に基づき、この地区が東京の魅力をさらに高める役割を担うことに期待しています」と述べました。

「TOKYO＆NATURE」をテーマにした魅力的な空間

「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」は、都心部の利便性と自然の豊かさを融合させた、「TOKYO＆NATURE」をテーマにした施設です。特に注目すべきは、低層部の商業エリアで、約40店舗の飲食店が集まり、地域内での食事や交流の場を提供しています。このエリアでは、1,000席近い開放的な空間で、訪れる人々は水辺や緑に囲まれた環境でリラックスしながら食事を楽しむことができます。

地域の公園としての役割も

また、TOWER S ではオフィス利用者だけでなく、地域住民にも一部のエリアを開放。地域の人々が集まり、勉強や仕事、趣味の活動を自由に行えるコミュニティスペースが用意されています。こうした取り組みにより、「BLUE FRONT SHIBAURA」が日常生活の一部として親しまれる場となることが期待されています。