海事人材育成の強化
2024-11-28 15:48:59

商船三井とシンガポール海事財団が人材育成でパートナーシップを結ぶ

商船三井とシンガポール海事財団が提携



株式会社商船三井がシンガポールの海事財団(Singapore Maritime Foundation、以下SMF)と提携し、海事人材育成の推進を目指す覚書を締結しました。この取り組みは、2024年11月27日に行われたもので、商船三井がシンガポールの公立高等教育機関の学生を対象とした「MaritimeONE奨学金プログラム」において、毎年2件以上の奨学金を提供することを目指しています。対象期間は2025年から2027年の3年間です。

覚書締結の目的


この覚書は、商船三井が海事産業における将来の優れた人材を育成するというSMFのビジョンを支持するものです。SMFの会長であるHor Weng Yew氏は、商船三井が同基金の使命を共有してくれたことに感謝し、今回の協力がシンガポールの海事産業における公共の利益に寄与することを確信しています。

商船三井の専務執行役員である田村城太郎氏も、この覚書を通じて参加者が海事人材育成と産業のイノベーション促進に貢献できることを明らかにし、シンガポールでの取り組みにさらなるコミットメントを示しました。

海事人材育成の重要性


近年、海事産業はグローバルな経済活動の中で非常に重要な役割を果たしています。しかし、この分野の人材不足と技術革新が求められる中で、専門的な教育と支援が不可欠です。商船三井とSMFの提携は、単に奨学金を提供するだけでなく、シンガポールが国際海事センターとしての地位を強化し、持続的に成長するための重要なステップとなります。

SMFについて


シンガポール海事財団は2004年に設立され、官民のパイプ役を担いながら同国の海事産業を支える役割を果たしています。海事人材育成を促進し、国際的な海事センターとしてのシンガポールの発展を目指しています。

詳しい情報は公式サイト(SMF公式サイト)で確認できます。

この提携により、商船三井はシンガポールにおける人材育成の場を開き、次世代の海事業界のリーダーを育成する手助けを行う意向です。未来の海事産業に対する期待とビジョンを共有することで、海事の専門家を目指す若い学生たちに大きな影響を与えることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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