泉佐野まちづくりフォーラム
2025-11-20 11:37:24

泉佐野市で開催された第3回まちづくりフォーラムの成功レポート

2025年11月15日、泉佐野市でのフォーラムの開催



2025年11月15日、泉佐野市で第3回まちづくりフォーラムが開催されました。本イベントは株式会社情報都市の主催で、泉佐野市および一般社団法人全国古民家再生協会大阪第二支部の後援を受け、多くの参加者が集まりました。参加者は民間企業、行政関係者、大学生、地域住民など100名を超え、まちづくりに対する熱い関心が伺えました。

基調講演:大東市の事例



フォーラムでは、「エリアの価値を高めるまちづくり」をテーマにした基調講演が行われました。大阪府大東市の代表的な公民連携プロジェクトである「morinekiプロジェクト」を紹介したのは、株式会社コーミンの代表取締役・入江智子氏です。彼女は、地域の魅力を引き出す取り組みや、毎月最終水曜日に行われる「大東ズンチャッチャ夜市」の開催など、実際に地域で実施されている具体的な活動について語りました。

特に、「morinekiプロジェクト」では、地域の路線価上昇や新築着工件数の増加といった実績があることも紹介されたため、多くの参加者からは大変参考になるとのコメントが寄せられました。

さのみなと団地再生プロジェクトの発表



続いて、さのみなと団地再生プロジェクトに関する発表に移りました。株式会社情報都市の河島光佑氏が、日本都市計画学会関西支部から受賞したプロジェクトを基に、築約50年の団地の再生プロセスを具体的に説明しました。入居率の改善に向けた努力や地域活性化のためのイベント運営がもたらした実績に、参加者は強い興味を示していました。

さらに、和歌山大学と大阪公立大学の講師による泉佐野市に関する経済調査データの発表も行われました。参加者は、実際のデータを基にしたリアルな経済状況を知ることができ、新たな視点をもらったと感じているようです。

エリアマネジメントセミナーとディスカッション



3部構成の最後では、エリアマネジメントに関するセミナーとパネルディスカッションが行われました。和歌山大学副学長の足立基浩教授をモデレーターに迎え、入江智子氏や他の専門家による活発な意見交換が行われました。地域づくりにおける具体的な事例がシェアされ、地方創生に向けたさらなるアイデアが浮かび上がる場となりました。

アンケート結果では、「とても興味深い取り組みが多く、今後も続けてほしい」という声が多数寄せられ、まちづくりに対する関心の高さが際立っていました。参加者が共同で意識を高め、それぞれの地域での実践に繋がることが期待されています。

参加者へこだわりの体験を提供



イベントでは泉佐野の老舗の和菓子店むか新とのコラボレーションで、参加者にどら焼きを提供しました。このような地元の魅力を感じられる工夫が、参加者の心を掴む一因となっていました。また、後援を受けた古民家再生協会からは、情報誌「じゃぱとら」が配布され、多くの人々に地域の魅力が発信されました。

株式会社情報都市



株式会社情報都市は1986年に創業し、泉州地域で総合不動産事業を展開しています。関西空港やりんくうタウンの発展に尽力しつつ、地域の人口減少や空き家問題と向き合っています。地元の生活基盤を支える活動として地域の再生に取り組んでおり、これからも多くの住民に愛される都市づくりを目指しています。

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今後も経験知を持ち寄り、地域の現状と未来を共に考える場としてのフォーラムが続いていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社情報都市
住所
大阪府泉佐野市上瓦屋910-1情報都市ビル1F
電話番号
072-464-3005

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