観葉植物の数が増加中!
最近の調査によると、自宅で育てている観葉植物の数が約2割も増加しています。これは第一園芸株式会社が10代から50代を対象に実施したアンケートに基づいており、2024年には「集中力UP効果」が注目されるとのこと。調査結果を通じて、植物を楽しむ人々の意識がどのように変化しているのかを掘り下げてみます。
自宅に観葉植物、数量が増加
調査の結果、約半数の人が自宅に6鉢以上の植物を持っていることがわかりました。この数値は2023年に比べて17ポイントの増加を示しています。具体的には、61%が1〜5鉢を持ち、次いで30%が6〜10鉢、13%が11〜30鉢という結果になっています。このことから、多くの家庭で観葉植物を育てる環境が整いつつあることが伺えます。
植物に対する興味の高まり
さらに、全国の観葉植物オーナーの約80%が「植物を育てることで好きになった」と答え、また7割は「他の植物にも興味を持った」と回答しています。この数字は昨年に比べて大幅に増加しています。特に20代のZ世代では「植物好きになった」との回答が86%を占め、その後は10代が81%という結果もポイントです。
自分で購入する人々
観葉植物に関しては、多くの人が自らの好みに基づいて購入したと回答した割合が約80%です。その理由は「好きだから」というシンプルなものがトップに来ています。この傾向は2022年にも比べて22ポイント増加し、実際の選定基準では「育てやすさ」や「葉の色・柄」「希少性」が挙げられています。これらの情報から、観葉植物が単なるインテリアではなく、自身の趣味として認識されつつあることがわかります。
植物の持つ効果
また、観葉植物がもたらす効果についても興味深い結果が出ました。最も多くの受け手が実感しているのは「リラックス効果」であり、次いで「集中力UP効果」が挙げられています。特にZ世代の約5割がこの集中力UP効果を感じているというデータも取得されており、デジタル全盛の時代にあって、植物が持つ心の機能が再認識されているようです。
多肉植物とハーブの人気上昇
調査によれば、保有植物の中で最も人気があるのは「多肉・塊根植物」であり、その数は36%に達しています。これに対して、ハーブ類が前年比よりも急上昇しており、興味の範囲が広がってきていることが伺えます。
終わりに
現在、観葉植物に対する意識の向上や所有率の増加が見られ、特にZ世代の関心が高まっているこの流れは確かに興味深い現象です。第一園芸では、そのようなトレンドを追いながら多様な品種を取り入れ、植物の魅力を広げ続けています。この機会に観葉植物を取り入れてみてはいかがでしょうか?