神戸弘陵高校野球部、夏の甲子園出場を目指す
高校野球の強豪校、神戸弘陵高校野球部が新たな取り組みを始めました。選手たちは、怪我から復活を目指し、最新の科学的アプローチを取り入れた治療法を受けています。このアプローチは、東ヨーロッパで開発された医療機器「NEUBOX」を活用し、選手たちの投球障害や肘の痛みを改善するものです。
2023年3月12日、昨年のドラフト1位選手を輩出した神戸弘陵高校で行われたこの施術は、一般社団法人微弱電流療法研究会によって実施されました。選手は肘の手術を受けたにもかかわらず、軽い練習を続けながら試合出場を諦めずに取り組む姿勢を見せています。多くの選手が「甲子園に出場したい」との思いを語り、肩の痛みと向き合っています。
技術の成果と選手たちの復活
この微弱電流療法による施術では、肘や肩の可動域が広がり、痛みの緩和も確認されています。施術を受けた選手の中には、投球時の痛みが消失し、驚くほどピッチングの球速が向上したケースも存在します。選手たちは、最後の夏の大会に向けて、それぞれの目標を持って練習に励んでいます。
施術の様子を見守った岡本監督は「数分で選手たちが変わるなんて信じられません」と驚きを隠せませんでした。このような短時間で選手の体が改善することは、選手たちの士気を大いに高めています。
選手たちは、安静や休養が求められる中でも、「何とか試合に出場したい」との気持ちで練習を続け、勝利を掴もうと奮闘しています。これを支える一般社団法人微弱電流療法研究会は、選手たちのサポートができることに大きな喜びを感じています。
微弱電流医療機器「NEUBOX」とは
微弱電流療法研究会で使用されている医療機器「NEUBOX」は、チェコスロバキアで開発された先進的な医療機器です。元レッドソックスのコンディショニングスタッフとして活躍していた川畑健一郎氏もこの技術を用いており、その実績が多くの人々から信頼されています。
この医療機器による施術では、背中や肩の特定ポイントに微弱電流を通し、肩の可動域や筋力を向上させる効果が証明されています。実際に施術を受けた選手の球速が施術直後に3キロもアップした実績もあり、その効果は明らかです。
微弱電流療法研究会の使命
一般社団法人微弱電流療法研究会は、全国の医療従事者やスポーツ選手に対するサポートと教育を行うことを目的とし、非営利団体として活動しています。柔道整復師や鍼灸師など、医療従事者との交流を通じて、知識を深め、成長の機会を提供しています。
神戸弘陵高校野球部の選手たちが出場する甲子園は、彼らが青春を賭ける舞台です。逆境を乗り越え、最後の夏に向けた挑戦を続ける選手たちにとって、この治療法が新たな希望の光となることを期待しています。