家づくりの悩みを調査、迷いの原因と決め手
株式会社AZWAYは、家の新築やリフォームを検討した経験のある300人を対象に、家づくりに関する意識調査を実施しました。その結果、最後まで迷うポイントや決定要因が浮かび上がってきました。
最も迷うポイントは予算・ローン
調査によると、予算やローンに関しては67.0%の参加者が最後まで迷ったと回答しています。これは、家を建てる上で最も大きな悩みの一つであることが明確です。理想の住まいを持ちたいと考えていても、その実現には予算という現実的な壁が立ちはだかります。
また、施工会社選びも54.0%の人が苦労していると答えています。大手ハウスメーカー、地域工務店、設計事務所など、どこに発注するかの判断は簡単ではありません。各社には特徴があり、価格や品質もさまざまですから、その中から最も適した選択をするのは容易ではありません。
迷いが深まる理由
さらに迷いが深まる要因としては、優先順位がつけられないことが55.3%の参加者に挙げられています。これは、資金、立地、間取り、デザインなど、さまざまな要素の中から何を優先するかを選ぶのが難しいということを示しています。家族全員の意見が一致しないことや、情報が多すぎて決められないという声も多く、実際の判断をさらに複雑にしています。
実物を見て決定する重要性
その一方で、最終的な決め手としては「実物を見て決める」が44.0%と最も多く挙げられました。モデルハウスや完成見学会、また内覧を通じて実際の空間を体験することが、最終的な判断に大きく影響しているようです。これは、設計図や写真では掴めない「体感」が重要であることを示しています。
調査の概要と参加者の背景
この調査は、2026年1月6日から1月15日までの期間にインターネットを通じて実施され、回答者は20代から50代までの男女300人です。年齢層は20代25%、30代35%、40代28%、50代11%という割合で構成されています。世帯構成としては、夫婦・パートナーと子どもがいる家庭が42%、一人暮らしが26%など、多様なライフスタイルが反映されています。
想像と現実のギャップ
自由記述では、間取りや予算、さらには追加費用に関しての不満が多く寄せられました。特に「見積もりに含まれない費用が想像以上に増えた」といった意見は、実際の計画よりも出費がかさむことの悩みを象徴しています。また、モデルハウスの印象と実際の住環境では間取りが異なると感じることもあり、これらのギャップは家づくりの難しさを反映しています。
これからの家づくりを考えるために
家づくりを経験した方々は、これから家を持とうと考えている人たちに対して、第一に資金計画をしっかり固めることを推奨しています。その上で、生活動線や収納の使い勝手の良さを重視することが後悔を避けるための秘訣だと語っています。情報が氾濫する現代だからこそ、実物を直に見て、予算を見据えながら家族で意見をまとめていく地道なプロセスが大切です。このような取り組みが、満足のいく家づくりへとつながります。
まとめ
最終的に、調査結果からは家づくりには多くの迷いや悩みがあるものの、実体験や体感を通じて満足度が高まることが分かりました。計画を進める際には、経済的な制約だけでなく家族全員のニーズが合致するよう工夫していくことが重要です。家はただの建物ではなく、そこに住まう人たちの生活そのもの。理想と現実をしっかり見據えた家づくりが求められています。