青山のキュレーションギャラリーがスタジオスペースとして新たな一歩を踏み出す

ATELIERMOが新たにスタジオスペースをオープン

東京都港区、青山一丁目にあるキュレーションギャラリー「ATELIERMO（アトリエ・エムオー）」が、この11月1日からスタジオスペースとして利用可能になります。この新しいスペースは、クリエイターやアーティストたちが自由に作品を発表したり、撮影を行ったりするための貴重な場となることを目指しています。

空間デザインの特徴

ATELIERMOの店内は、約40坪の広さを持ち、デザインは国内外で数多くのプロジェクトを手がけるデザイナー・柳原照弘氏によるものです。素焼きのタイルで仕上げられた床、剥き出しの内壁、そして白の間仕切り壁などが特長で、訪れた人々には奥行き感が感じられます。この空間は、アートと自然の融合をテーマにしており、常に変化する「余地を残した空間」を意識した設計です。

店舗に一歩足を踏み入れれば、赤坂御所の緑が望める美しい景色に包まれ、まるで海外の街並みを散策しているかのような心地よさを体感できます。

特別企画展と各種イベント

ATELIERMOでは、2024年10月18日から26日までの期間、特別企画展「ISOKON and the Bauhaus in Britain - a new vision of urban living」を開催します。この展覧会は、ミッドセンチュリーの家具をはじめ、国内外のアーティストやデザイナーの作品をフィーチャーし、視覚で楽しむだけではなく、その裏にあるストーリーも共有することを目的としています。

ゴールは、単に美しいデザインやアートピースを展示することだけではなく、訪れる人々に新しいインスピレーションを与えることです。このスタジオスペースのオープンは、クリエイションの可能性を広げ、現代の人々が求める新たな視点を提案する契機でもあります。