企業変革の羅針盤を描く第4回クロスセミナーの成功裏に終わる

企業変革の羅針盤を描く第4回クロスセミナー

2025年11月26日、東京のロイヤルパークホテルで『第4回クロスセミナー（Xross Seminar）2025』が開催され、約200名が参加しました。このイベントは、企業の変革をテーマにしたセミナー及び懇親会であり、日頃の支援に感謝する意を込めて行われています。特に、企業の変革に携わるビジネスリーダーが登壇し、その経験や知見を共有する貴重な機会となりました。

クロスセミナーの目的と背景

クロスセミナーは、アットストリームグループが2002年から年末に開催しているイベントで、参加者同士の交流を促進し、新たな発見や刺激を得ることを目的としています。特に近年では、東京と大阪で交互に開催され、今回は東京での実施となりました。このセミナーは、企業同士が経営課題や解決法を共有し、より深い関係を築くための重要なプラットフォームとして機能しています。

セッションの詳細

セッション #1

このセッションには、株式会社神戸製鋼所から遠藤広之様と岩佐浩一様が登壇し、ROIC-KPI管理の実効性向上による業績管理の高度化について語られました。これにより、経営目標と現場での活動を如何に結びつけるかが大きな課題であると強調されています。特に、ROIC経営を浸透させるためのKPIドライバーの設定において、様々な障害を乗り越えるための戦略についての裏話も共有されました。

遠藤様もコメントで、これらの施策が参加者にとって有益なヒントになればと期待を寄せていました。セッション終了後には、参加者同士が意見を交換し合う時間も設けられ、実りのあるコミュニケーションが促進されました。

セッション #2

次に登壇したのは、オルガノ株式会社の真方圭介様です。彼は、長期ビジョンをどのように部門を超えて実現するためのロードマップを描いたのかについてお話しされました。戦略マップを活用した事業計画の策定から実行までのプロセスがいかに全体最適へとつながるのか、その具体的な取り組みが紹介されました。

真方様は、戦略マップを基にした計画の実行が、如何に部門間の連携を強化し、自律的な業務進行を生むかを力説。その様子は参加者の心に強く残ったようです。セッションの最後には、実践事例を通じて、参加者が直面する課題を克服する手法が共有され、多くの発見があったようです。