オーエス株式会社が「健康経営優良法人2025ネクストブライト1000」に認定

オーエス株式会社が認定を受けた背景とその取り組み

オーエス株式会社は、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2025 ネクストブライト1000」に認定され、注目を浴びています。この制度は、地域の健康課題に即した優れた健康経営を実践している法人を称えるものであり、オーエス株式会社の取り組みが評価された結果と言えるでしょう。

これまでオーエスは、「OSグループで働く全ての人の幸せと地域に暮らす人々の幸せを同時に追求し、豊かな生活文化と未来づくりに貢献する」ことを理念に掲げ、様々な働き方改革や健康施策に取り組んできました。具体的には、ブランドメッセージ「Your Smiles, Our Smiles.」の土台である「健康」を重視し、健康経営の推進に尽力しています。さまざまな施策が人や組織を活性化させると同時に、企業の業績や企業価値の向上にも繋がることが期待されています。

2024年度の試み

2024年度の健康経営に関する具体的な取り組みの一例として、健康診断を挙げることができます。6月から7月にかけて、全社員が年1回の定期健康診断を実施し、受診率はなんと100％を達成。また、40歳以上の社員は2年に一度、特別な人間ドックを受診し、診断結果に基づくフォローアップも行っています。このように、社員の健康を第一に考えた施策が目立ちます。

更には、女性社員に向けた婦人科検診も進めており、20歳以上の子宮頸がん検診を全額会社負担で実施するなど、特に女性の健康に配慮した施策が強化されています。乳がん検診においても、昨年度よりも多くの検査を実施しています。

新たに導入された「健康相談会」も注目の施策です。全国健康保険協会（協会けんぽ）の保健師や管理栄養士による健康相談が行われ、社員たちは気軽に健康について相談できる環境が整いました。

メンタルヘルスと運動の促進

また、メンタルヘルスの向上にもフォーカスをあてており、ストレスチェックを実施し、その結果を基に研修を行うことで、社員の精神的健康面を強化しています。運動に関しては、部署対抗のウォーキングイベントを開催し、81名が参加した結果、平均月間歩数が昨年から大きく伸びました。特に、今回は参加者数も増加し、健康意識の向上が明らかです。

さらに新たな試みとして、2024年10月と11月には、ボディバランスチェックを実施し、社員の姿勢や体のゆがみを測定。運動改善プログラムも提案され、多くの社員が関心を寄せています。

コミュニケーション促進の取り組み

社内のコミュニケーションも重視されており、感謝の気持ちを伝え合う「ええことサンクスメッセージ」が実施されています。また、社内イベントを公募する「スマカツ！」制度もあり、さまざまなアクティビティを通じて、社員間の交流が進められています。これにより、職場の風通しが良くなり、チームワークの向上にも繋がっています。

禁煙や働きやすい環境の整備

禁煙に関する取り組みも充実しており、世界禁煙デーに合わせた啓発活動が行われ、社内イントラネットでは禁煙サポートの情報が共有されています。さらに、フレックスタイム制度や在宅勤務制度などの導入により、社員が自身のライフスタイルに合った働き方を選べる環境が整っています。また、健康を考慮した設備も多数含まれており、給排気の調整や空気清浄機の設置などが行われています。

東大阪市に拠点を構えるオーエス株式会社は、健康経営を基盤にした社会貢献活動にこれからも邁進することでしょう。