新拠点「三井リンクラボ」
2025-04-10 13:32:44

次代のイノベーションを生む拠点、「三井リンクラボ東陽町1」着工

次世代の研究開発拠点「三井リンクラボ東陽町1」着工



三井不動産株式会社が新たに手掛ける「三井リンクラボ東陽町1」が2025年4月に着工し、2026年の夏に竣工予定です。このプロジェクトは、都心近接型の賃貸ラボ&オフィス事業の一環として位置付けられ、主にライフサイエンス領域に加え、半導体、エネルギー、食品、化学、宇宙分野といった幅広い研究開発ニーズをサポートします。

幅広い事業領域に対応した設計



「三井リンクラボ東陽町1」は、工業専用地域に設けられることで、様々な業種の企業に利用してもらえるように設計されています。具体的には、大型機器の搬入・設置が容易で、大容量の電力供給が可能。加えて、効率的なダクトルートを確保し、多様な企業ニーズに対応します。

この施設は東京メトロ東西線「東陽町」駅から徒歩約10分と、都心に近い便利な立地です。周囲には水辺が広がり、テラスや通用口の設置によって、開放感ある環境を提供。ユーザーにとって魅力的な働く場を創出します。

コミュニティ機能の強化



共用エリアには、企業内外のコミュニケーションを促進するためのLINK-Jラウンジや会議室が整備される予定です。さらに、カフェやコンビニが併設され、快適な研究開発環境を実現しています。これにより、異なる業界の専門家同士が交流し、イノベーションが生まれる場としての機能も果たします。

市場における役割



三井不動産は「産業デベロッパー」として、新産業の創造に貢献する取り組みを行っています。特にライフサイエンス領域において、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)と連携し、オープンイノベーションの促進を目指しています。

この新しい施設が役立つのは、単に研究開発の場だけに留まらず、ユーザー企業が協力し合い、新しいビジネスモデルを生み出すための基盤となることです。さらに、エコシステムの構築を通じて、産業全体の競争力向上にも寄与することを目指しています。

物件概要



  • - 所在地: 東京都江東区新砂一丁目625番目73番他(地番)
  • - 着工: 2025年4月
  • - 竣工予定: 2026年夏
  • - 敷地面積: 約9,800㎡
  • - 延床面積: 約20,000㎡
  • - 設計・施工: 鹿島建設株式会社
  • - アクセス: 東京メトロ東西線「東陽町」駅徒歩10分

サステナビリティへの取り組み



三井不動産グループは、共生・共存・共創に基づく理念を掲げ、経済的価値の創出と社会的価値の両立に努めています。新たに設定された経営理念では、産業競争力への貢献や環境との共生といったテーマに重点を置き、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを展開しています。

「三井リンクラボ東陽町1」は、このような企業理念の下、ライフサイエンスと他領域の融合を通じたイノベーション創出の舞台を提供し、未来の産業を支える重要な役割を果たすことでしょう。新しい研究所やオフィスをこの地で実現し、新たな価値を創造していく姿勢は、業界内外から注目を集めるに違いありません。


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会社情報

会社名
三井不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号

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