携帯でPCメールと添付書類をスムーズに確認できる『転送.me』が登場

新たなメール転送サービス『転送.me』の登場

コアズ株式会社は、携帯電話からPCのメールを簡単に確認できる新しいサービス『転送.me』の公開β版を開始しました。このサービスは、PCで受信したメールやその添付ファイルを携帯電話で閲覧できるようにするもので、非常に利便性が高いと評判です。特に、Microsoft OfficeやPDF、画像ファイル、圧縮ファイル（Zip形式）などさまざまな形式に対応している点が注目されています。

使いやすい4つのポイント

『転送.me』が他のサービスと違うのは、次の4つの特徴です。

1. 複数の添付書類への対応
Word文書やExcelファイル、PDF、JPEG画像などが混在する添付書類も、携帯電話で簡単に閲覧できます。

2. 自動解凍機能
圧縮された添付ファイルは、専用サーバーで自動的に解凍されます。これにより、携帯へ転送する際に手間をかける必要がありません。ただし、パスワード付きのZipファイルには対応していないため、その点には注意が必要です。

3. スムーズなビューワアプリ
添付書類を閲覧するためのビューワアプリ「Cores Viewer Mobile」は、最大6段階の拡大縮小が可能で、スムーズなスクロールも実現されています。これによって、小さな文字もクリアに表示され、見やすさが向上しています。

4. 複数ページのサポート
ページ先読み機能により、複数ページにわたる書類もストレスなく閲覧できるのも魅力の一つです。

簡単な設定とセキュリティ

『転送.me』の利用はとても簡単です。ユーザーは、xxx(@tenso.me)というメールアドレスを取得し、そのアドレス宛にメールを転送するだけでOK。登録した携帯電話からいつでもPCのメールや添付ファイルを確認することができます。最新の携帯電話やスマートフォンは必要なく、古い機種でも快適に利用できるため、コストを抑えた形でサービスを利用することが可能です。

また、セキュリティ面にも配慮されており、添付ファイルは独自の形式に変換され、サーバー上で安全に保管されます。これにより、携帯電話を紛失した場合にもデータ漏洩のリスクが低減されます。

対応機種とサービス詳細

現在、『転送.me』はドコモのFOMA900i以降の機種で利用可能で、ソフトバンクやauなど他のキャリアにも対応予定です。転送可能なファイルサイズは最大10MB、複数ページの書類の場合は20ページが上限です。また、添付ファイルの保管期間は3日間となっています。

ユーザーの意見を反映

『転送.me』は今後の機能追加や、マルチキャリア対応、料金や広告に関する検討を行う予定です。ユーザーからの意見を反映させながら、サービスが進化していくことが期待されています。さらに、法人向けサービスも検討中で、企業におけるデータ活用を促進する予定です。

コアズ株式会社について

コアズ株式会社は、データ圧縮技術に特化した企業です。独自開発の圧縮技術を用いることで、官公庁や企業に対するセキュリティの高いデータ管理と効率的なデータ配信を実現しています。コアズは、今後もデータハンドリングとモバイル関連の技術を駆使し、革新的な社会の実現に向けて新たな価値を提供していくことでしょう。