施設予約管理システム「eRes」が進化
自治体向けの新サービスの発表
秋田県の株式会社デジタル・ウント・メアが提供する施設予約管理システム「eRes」が、このたびスマートロックとの連携を開始した。この新機能により、公共施設の管理、予約、決済がより効率的で便利になることが期待されている。
「eRes」は2021年12月に始まったパッケージサービスで、今までにオンライン決済やマイナンバーカードによる本人認証、そして新たにスマートロック連携を標準機能として提供している。これにより、利用者はより使いやすい環境を手に入れることができる。
スマートロック連携の目的
これまでアナログ式で管理されていた施設の予約管理をデジタル化することで、業務効率の向上が見込まれる。管理の手間を省き、さまざまなキャッシュレス決済に対応することで、利用者の利便性も高まる。このシステムの開発の背景には、現在の時代に即したサービスを提供するという強い意志がある。特に人手不足や人件費の高騰への対策として、自動化を図ることができる点が注目されている。
特徴1: 管理の効率化
スマートロックによって、鍵の受け渡しが自動化されるため、管理業務の手間が大幅に削減される。特に管理人が常駐していない時間帯でも、遠隔から鍵を管理することができるため、住民の利便性が向上し、利用に対するハードルが下がることが期待される。
特徴2: セキュリティの強化
スマートロックには解錠・施錠の履歴が保存され、安全性が確保されている。また、BCP(事業継続計画)対策として、避難所として利用される施設では緊急時にも迅速に対応できるメリットがある。暗証番号、マスターICカード、指紋認証、さらにスマートフォンアプリと、さまざまな解錠方法が用意されているのも安心材料だ。
特徴3: 柔軟な導入
スマートロックは様々な施設に導入可能で、設置が難しい場合でも鍵を管理するボックスを利用するなど、柔軟な対応が可能だ。これにより、地域のニーズに合った形での導入が進められる。技術提携先は、鍵とITの専門家であり、導入後も安心して利用できる。
今後の展望
デジタル・ウント・メアは、今後も全国の自治体と連携を強化し、住民サービスの向上と自治体のデジタル化を推進していく考えである。また、公共施設における様々な課題解決に貢献するべく、持続可能な地域社会の実現を目指していく。
詳細やサービスの利用は、公式サイトや「eRes」の専用ページを訪れることで確認できる。新しい時代の到来とともに、利用者に寄り添ったサービスが提供されることが期待される。