小林一三の魅力に迫る!
公益財団法人 阪急文化財団が運営する池田文庫では、2025年度より「もっと知りたい小林一三」をテーマにした講座が開催されます。これは阪急東宝グループの創業者である小林一三(こばやしいちぞう)の人生や功績に焦点を当てている全10回のシリーズです。
講座は2025年4月から始まり、毎月13日の午後1時30分から3時まで行われます。興味のある回だけを選んで受講することができるので、時間に合わせて気軽に参加できるのが魅力です。池田文庫は小林一三にゆかりが深く、貴重な資料や図書が豊富に所蔵されています。特に少人数制でアットホームな雰囲気なので、じっくりと学ぶことができる場と言えるでしょう。
講座の詳細
講座の内容は、以下のテーマで全10回にわたります。各回は一話完結であり、参加者は興味のある回にのみご参加いただけます。
1.
阪急電車の始まりと沿線の広がり (4月13日)
2.
暮らしを彩る阪急百貨店 (6月13日)
3.
誰もがタノシイ宝塚に (7月13日)
4.
東宝の映画・演劇で社会を朗らかに (8月13日)
5.
電力は社会・産業の基盤 (9月13日)
6.
商工大臣・戦災復興院総裁 (10月13日、特別回)
7.
美術品の収集と鑑賞の楽しみ (11月13日)
8.
茶会の催行と美術館の設立 (12月13日)
9.
山梨に生まれて東京で慶應入塾 (2月13日)
10.
第二の故郷、池田を愛して (3月13日)
申し込みは先着20名で無料ですが、事前の予約が必要です。申し込みは公式ウェブサイトから可能であり、各回終了後に次回分の受付も行われます。
池田文庫について
池田文庫は1949年に開館し、その歴史は小林一三が1915年に設立した宝塚新温泉の図書室にさかのぼります。演劇専門の図書館としても機能しており、宝塚歌劇に関連する貴重なポスターやプログラムが多数収蔵されています。また、阪急電鉄の企業図書館として歴史的な資料も多く、約28万冊の蔵書を持っています。訪問者は、茶室「大小庵」と「古彩庵」で趣味の茶道を楽しむこともできます。
講師の紹介
この講座の講師である仙海義之氏は、公益財団法人 阪急文化財団の上席学芸顧問です。彼は小林一三に関する知識を豊富に持ち、受講者に対し深い洞察を提供します。
公式情報
講座の詳細や最新情報については、
阪急文化財団の公式サイトをご確認ください。小林一三の思いや業績への理解を深める貴重な機会ですので、興味のある方はぜひご参加を!
最後に
小林一三は、彼が創設したビジネスモデルを通じて日本の私鉄経営や様々な文化事業に大きな影響を与えました。彼の精神は現在でも阪急阪神東宝グループに受け継がれ、多くの人々に愛されています。これを機に、小林一三の魅力を再発見することをお勧めします。