かねひさが挑んだ万博
2025-07-17 10:24:56

岸和田のかねひさ、国際芸術祭でアップサイクルの魅力を発信!

岸和田のかねひさ、国際芸術祭でアップサイクルを発信



2025年7月2日から6日まで開催された「第3回 日本国際芸術祭/大阪・関西万博展」で、かねひさ株式会社が出展し、持続可能な「アップサイクル」というテーマを掲げたブースを展開しました。大阪府岸和田市に本社を置くかねひさ株式会社は、地域資源の循環的な活用を図りながら、世界に向けて革新的な価値を発信しています。

会期中、特設ステージ「EXPOメッセWASSE」では、延べ5万人の来場者がブースを訪れ、同社の技術や製品を体感しました。この展示は、ただのモノづくりに留まらず、環境との共存を意識した取り組みを広く周知する機会となりました。

廃材を生かしたデザイン


展示ブースでは、廃材や不要材を再利用し、自社のUVインクジェットプリント技術で仕上げたオリジナルの構造物が目立ちました。特に黒を基調にしたデザインの全面には、「KANEHISA」のロゴパターンが施された木材を用い、来場者の関心を集めました。さらに、国際的な来場者に対応するため、各種言語のパネルも用意され、包括的で魅力的な体験を提供しました。

地域をつなぐ取り組み


ブース内では、「ミャクミャク木製バッジ」など地域産の木材を用いた商品が紹介され、ここでは販売は行わず、出展者が地域資源への関心を高めるための意義を説明しました。加えて、アクアポニックスシステムが実演され、魚と植物が共生する新たな循環モデルを視覚的に理解できる機会を提供しました。また、「パンダバンブープロジェクト」では、竹材とNFTの組み合わせを通じて新しい価値創造を模索しました。

さらに、キャラクター体験ができる「Marty Space」とのコラボレーションも行われ、特設コーナーでは「かねひさくん」の限定コラボTシャツやヒノキ製の香り体験が行われました。来場者は新しい製品を楽しむだけでなく、木製のノベルティや卒業記念品も手に取ることができました。

スタッフとの交流


スタッフは来場者との対話を重視し、リアルな声を直接受け取りながらブースを運営しました。この交流の中で、来場者から多くのポジティブな感想が寄せられ、スタッフの一体感や温かい雰囲気が生まれました。また、公式Instagramも活用し、ブースの舞台裏や製品のストーリーを随時発信。QRコードを用いて、オンラインでも多くの方とつながる機会を創出しました。

スタッフの思い


KFPチームリーダーの今井さんは「グローバルな視点とローカルな想いが交差する場で、持続可能なモノづくりへの関心の高まりを実感しました。」とコメント。また、製造担当の小嶋さんは「多くのお客様からお褒めの言葉をいただき、貴重な経験ができた。」と話しました。デザイン・広報担当の瀧岡さんは「出展で得た学びを今後の活動に活かしたい」とし、代表取締役の久々山氏は「多くの皆様に感謝」と心温まるメッセージを寄せました。

映像を通じた理念の共有


展示ブース内では、かねひさの取り組みや理念を紹介する映像も流され、来場者が興味を持ちやすいよう工夫がされました。この映像は、協力する映像制作会社によって高品質なコンテンツとして仕上げられ、多くの共感を得ました。

今後の展望


2025年には大阪・関西万博が開催され、かねひさは公式ライセンス商品として、大阪府産ひのきを使用した「ミャクミャク木製バッジ」をオンラインストアで販売します。これは数量限定での提供となります。かねひさ株式会社は、地域資源を生かしながら、持続可能な未来に向けた取り組みを継続していきます。地域と共に成長し、環境に優しいモノづくりを実現することで、持続可能な社会の一助となることを目指します。


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会社情報

会社名
かねひさ株式会社
住所
大阪府岸和田市木材町9-2
電話番号
072-438-0021

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