料理を主役にする器の選定とその価値
近年、円安や原材料費の高騰が飲食業界を取り巻く状況を厳しくしています。そんな中、株式会社Light&Greenがフードカメラマンの目線で選び抜いた「料理を主役にする皿」の販売を開始しました。このプロジェクトは、料理そのものの魅力をしっかりと伝えるために、器を最も美味しそうに見せる視点を重視しています。
陶芸作家と木工作家が生み出した器
Light&Greenが提供する器は、全国各地の陶芸家や木工作家が精魂込めて制作したものです。1,000件以上の料理撮影を通じての知見を活かし、料理の見え方を大きく変える可能性を持つ器を求めました。我々が目指しているのは、器そのものではなく、それを通じて提供される体験です。「この価格でも食べたい」と思わせる魅力のある料理の一皿を提供するため、特に価値のある器を選び抜いています。
飲食店の厳しい現状
帝国データバンクのデータによると、2025年には飲食店の倒産件数が900件に達し、過去最高を更新する見込みです。また、飲食店業界の価格転嫁率は32.3%と、他の業種よりも低く抑えられています。これは、コストの上昇を価格に反映することができず、多くの店舗が苦境に立たされている証拠です。
このような状況の中で、今求められているのは、ただ安売りしないこと、そして「この料理にはこの価格を支払いたい」と思わせる価値の構築です。私たちは、器がその価値を伝える重要な役割を果たすと考えています。時には、器一つで料理の印象が大きく変わることもあります。
映え皿という新しい提案
私たちの活動を通じて、料理の見え方がどれだけ変化するかを体感しました。同じ料理でも、器が変わると全く異なる印象をもたらすことができます。これが「映え皿」という新たな提案の源泉です。私たちフードカメラマンは、日々「どのように料理を美味しく見せるか」を考え続けています。色彩、形、余白、質感など、すべての要素が料理の印象を左右します。
フードカメラマンの役割としての器選び
我々が器を選ぶ理由は、他でもないその直感力です。料理が映える色や、立体感を引き出す形、さらには質感までを考慮し、器選びに活かしています。料理の価値をしっかりと伝え、さらにその期待感を持たせるための口実として器を提案できるのは、私たちフードカメラマンならではの特権です。
これからも、私たちのECサイトを通じて飲食店や料理人から寄せられるフィードバックをもとに、さらなる研究と開発を行っていく予定です。
代表取締役の想い
代表の太田笙子は、「料理を最も美味しく見せるのはカメラではなく器だ」と語っています。私たちが目指すのは、単なる器の販売ではなく、飲食店とお客様の間に立ち、価値を適正に伝える体験を提供することです。今こそ、選ばれる店を増やし、現実の厳しい状況に立ち向かう価値のある料理文化を作り上げたいと考えています。料理の背後にいる多くの人々の想いも、しっかりと届けられるような仕事を続けていきます。
企業情報
株式会社Light&Greenは、インバウンドや海外展開に特化したフード撮影を行うクリエイティブチームです。これまで、多くの料理や食品撮影を通じて「料理の価値を伝える」ことに取り組んできました。写真や盛り付けにとどまらず、器や食文化を通じて、日本の食を世界に広めることが目標です。