岡山大学附属幼稚園・小学校が合同避難訓練を実施!
岡山大学教育学部附属幼稚園・小学校は、7月3日に合同避難訓練を実施しました。
訓練は、東山キャンパス近くを流れる旭川の水位上昇による氾濫を想定し、園児100人は幼稚園舎から小学校校舎2階の会議室へ、小学校児童592人は全員屋上へ避難しました。
訓練では、園児・児童は放送や教師の指示に従い、冷静かつ迅速に避難行動をとりました。
小学校では、給食時間に小林紀彦副校長先生から、平成30年7月豪雨の浸水被害の様子や、東山キャンパスのハザードマップによる浸水想定水位について説明がありました。
副校長先生は、災害対策の基本である「自助」の重要性を強調し、どのような事態においても「自分の命は自分で守る」という備えの大切さを訴えました。
岡山大学は、東山キャンパスに防災士の資格取得者を配置し、教職員の防災意識向上にも力を入れています。今回の避難訓練でも、体育館に備蓄している非常食を校舎へ運ぶ役割の指示が的確に行われるなど、非常時への備えが確認できました。
岡山大学教育学部附属幼稚園・小学校は、地域中核・特色ある研究大学である岡山大学の一員として、今後も防災意識の向上に取り組んでいく予定です。
訓練の様子
- - 幼稚園児は、やや緊張した面持ちながらも、指示に従って冷静に小学校校舎へ避難しました。
- - 小学校児童は、屋上への避難という初めての経験にも動揺することなく、落ち着いて行動していました。
防災意識の向上へ
今回の合同避難訓練は、園児・児童だけでなく、教職員にとっても貴重な学びの機会となりました。
岡山大学は、今後も地域社会の安全確保に貢献するため、防災意識の向上に努めていきます。