グループ展「LURF ANNUAL EXHIBITION 2024-感覚と記憶の境界」
2024年10月11日から11月11日まで、東京の渋谷に位置するルーフギャラリーにて、次世代の若手アーティストたちによるグループ展「LURF ANNUAL EXHIBITION 2024」が開催されます。この展示は、異なる視点や表現を持つ6名のアーティストの作品を一堂に集めたものであり、アートを通じて感覚と記憶の複雑な関係を探求します。
参加アーティストと作品の魅力
本展には、會見明也さん、石山未来さん、鴫原夕佳さん、永野愛佳さん、松浦美桜香さん、吉田紳平さんの6名が参加し、それぞれのユニークなアプローチで作品を披露します。彼らは感覚と記憶の境界についての新しい視点を提供し、観覧者が自身の感情や経験を再考する機会を与えます。
- - 會見明也さんの作品「ひとつのロールモデル 'お洒落なあなた'」では、AIと人間の体験と認識の境目を問いかける身体図像が描かれています。
- - 石山未来さんは、「Circle Head / 輪頭」において象徴的な神秘主義を通じて人々の感情を再定義します。
- - 鴫原夕佳さんの「Falling Leaves」は、最古の写真技法からインスパイアを受けた作品で、静かな色彩が感情の風景を映し出します。
- - 永野愛佳さんの「無花果」は、「間」を光として捉え、視覚的な限界を超えることを目指しています。
- - 松浦美桜香さん、吉田紳平さんの作品も、それぞれ驚くべき造形表現を見せます。
展示のテーマ「感覚と記憶の境界」
この展示のテーマ「感覚と記憶の境界」とは、物理的な線を超え、私たちの経験や感情、記憶が絡み合い、相互に影響を与える曖昧な領域を指しています。このテーマによって、参加アーティストたちは私たちのなかにある感覚や記憶の複雑さを作品に表現し、鑑賞者に新たな解釈の余地をもたらします。
参加アーティストのプロフィール
1.
會見明也:埼玉県出身。東京藝術大学で絵画を専攻。彼の作品はネット上やAI生成の影響を受けた身体像が特徴です。
2.
石山未来:北海道生まれで、文化人類学を通じて人間の感情を探求しています。
3.
鴫原夕佳:神奈川出身。行為の痕跡を残す技法を用いて、色彩の深い表現を探求しています。
4.
永野愛佳:千葉県出身。限られた画面の中で無限の「間」を表現し、新しい視覚体験を提供しています。
5.
松浦美桜香:多様なメディアを扱う東京都出身のアーティストです。
6.
吉田紳平:奈良県と東京を拠点に活動するアーティストで、自己の体験からインスパイアされた作品を展開しています。
開催概要
- - 会期: 2024年10月11日(金)〜11月11日(月)(10月22日(火)は休館)
- - 会場: LURF GALLERY / ルーフギャラリー 2F
- - 時間: 11:00 - 19:00
- - 入場: 無料
- - 住所: 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1
この特別なアート展示では、各アーティストが自らの視点で感覚と記憶の境界を探り、新しい解釈を提供します。また、展示された作品は販売される予定で、事前に情報をチェックしておくと良いでしょう。
ルーフギャラリーについて
ルーフギャラリーは、代官山駅から徒歩5分の場所に位置し、洗練されたアート空間として多くのアートファンに親しまれています。2階には広々とした展示スペースがあり、1階にはカフェも併設されています。ここでは、ハンドドリップのコーヒーを楽しみながらアートを満喫することができます。
ぜひ、ご来場いただき、次世代のアーティストたちの創造力に触れてみてください。