小松島市がKIZASHIと連携、生成AI活用で地域の人材育成を推進

KIZASHIと小松島市の新たな連携

株式会社KIZASHI（所在地：東京都渋谷区、代表取締役：菅野哲也）は、徳島県小松島市と「生成AIの活用による人材育成および地域活性化に関する連携協定」を締結しました。この協定は、生成AI技術を駆使して、地域の人材能力を引き上げ、社会課題の解決を図ることを目的としています。

新たな時代へ向けた一歩

一般的に、生成AIの進化は私たちの日常生活やビジネスの在り方を大きく変えています。2025年は「AIエージェント元年」と言われており、今後ますますその影響力は増していくでしょう。地方自治体においても、職員のスキルアップが求められる中で、今回の協定は地域内の人材育成における一大プロジェクトと言えるでしょう。

協定締結の意義

徳島県小松島市は、これまでにもテレワーク推進やリスキリング促進事業を実施し、先進的な事例を生み出してきました。KIZASHIとの連携によって、生成AIを活用したデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進が期待され、特に職員の成長が地域全体の活性化に寄与することになるでしょう。

この協定にもとづき、KIZASHIが提供する「生成AIパスポート」講座を導入し、自治体職員の生成AIスキル向上に努める予定です。この資格取得を目指すプログラムが徳島県内で初めて導入されることは、地域にとっても大きな意味を持っています。

連携事項の詳細

協定に盛り込まれている主な連携事項は以下のとおりです：
1. 生成AIを活用した行政及び地域におけるDX推進の支援
2. 職員及び市民等のデジタル人材育成
3. 行政業務の改善及び効率化
4. 地域人材の育成およびキャリア形成支援
5. 地域課題の解決に資する取組の実施

このように、多面的な取り組みを通じて、関係者全体が一体となって地域を発展させていく目標が掲げられています。

コメントでの意気込み

協定締結式において、小松島市の市長である中山俊雄氏は、今回の取り組みが徳島県内で初めてとなり、職員のスキルアップにとどまらず意識改革にもつながる大きな前進であると語りました。また、KIZASHIの菅野代表取締役も、この協定が全国の自治体に対する重要な示唆になると信じており、全力で職員のリスキリングを支援する考えを示しました。

KIZASHIの「AIリスキリング研修」

KIZASHIは、生成AI時代に必要な要素をトータルで学べる「AIリスキリング研修」も提供しています。この研修は、AI初心者向けであり、特別講座を通じて基本的な知識から実際の資格取得までサポートしています。さらに、支援金制度を活用すれば、導入時のコストも大幅に軽減できるため、自治体にも優しい内容となっています。