海外出資で寺院再生
2025-12-01 13:18:54

無住職寺院再生プロジェクトが海外から注目される理由とは?

熊野古道沿いの無住職寺院「寳光寺」が再生プロジェクトを始動



和歌山県那智勝浦町に位置する「寳光寺」は、文化財としての価値を持ちながらも無住職の状態にありました。そのなかで、株式会社Planet Labsが推進する「那智勝浦ファンド」により、当寺院の再生と利活用が計画されています。このプロジェクトが始まったのは2025年10月29日で、開始から1ヶ月も経たないうちに、出資申込み金額は1,000万円に達しました。更に、その80%が海外に居住する出資者からのもので、国際的な関心の高さが伺えます。

プロジェクトの目的と背景



「那智勝浦ファンド」は、世界的に認知された熊野古道沿いの寳光寺を拠点に、歴史的な価値を保存しつつ地域観光の発展を目指しています。寳光寺の創建は江戸時代にさかのぼり、200年以上地域住民に支えられてきました。住職がいない現在、その継続的な維持が困難な状況が続いています。全国にはおよそ7万7,000の寺院が存在する中で、3割に当たる2万軒が無住職の状態です。こうした課題を背景に、「那智勝浦ファンド」は地域と連携した持続的な文化財管理のモデルを構築しようとしています。

海外からの投資者が集まる理由



出資者の多くはすでに熊野古道を訪れたことがあり、良い印象を持っている方々です。彼らは「また訪れたい」と思い、地域の文化を守りたいという強い意欲を示しています。また、宿坊体験を通じて得られた感動的な体験が、再度の出資につながっているのです。宿坊での宿泊は、仏教文化に対する関心をもつ多くの海外旅行者に人気です。「また家族や友人を連れて行きたい」といった声も多数寄せられており、このプロジェクトに対する期待感が高まっています。

寳光寺の宿泊体験



宿坊としての寳光寺では、朝の勤行や座禅、仏像見学など、観光だけでは味わえない貴重な体験ができます。訪れた人々は、「深い洞察を得られた」、「設備や宿泊施設が素晴らしい」といった感想を述べており、その背景には地域住民の温かいもてなしがあるといいます。ノルウェーやカナダ、オランダの訪問者からの好評も多く、日本の歴史的な建物が新たな価値を創造する場となる可能性が垣間見えます。

お寺の持続可能な運営



Planet Labsは、今後も国内外からの出資者を集め、無住職の寺院や古民家を保全・運営する活動を継続する予定です。現代の日本において、地域の文化財を守りながらその維持・存続を図ることは重要であり、出資者にはそのプロセスに直接参加する楽しさがあります。出資形式は小口化されており、一人ひとりが地域への貢献者となることができる仕組みです。

最後に



住職が不足し続ける無住職寺院の問題は、全国的な課題となっていますが、寳光寺が示すように、国際的な支援の下での再生の道が拓かれることが期待されます。寳光寺再生プロジェクトは、文化財としての価値を保ち、地域観光の新たな形を創出するとともに、私たちに遥かな未来を切り開く希望をもたらすものとなるでしょう。関心を持つ方々は、ぜひこのプロジェクトに参加し、その一部となって文化遺産の保全を支援していただきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社Planet Labs
住所
東京都千代田区平河町2丁目5番3号
電話番号

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