世界から注目される日本の発酵文化
最近、国際的に評価されている日本の発酵文化に関する学びの機会が増えています。これを受けて、一般社団法人日本発酵文化協会は、2025年11月16日に第8回発酵検定を開催します。このイベントは、発酵についてもっと気軽に学びたいというニーズに応える形で誕生しました。これまで、発酵検定の資格「発酵文化人」を取得した方は2,228名にのぼり、多くの人々が発酵文化に興味を持っています。
発酵文化の重要性
2024年12月には「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、発酵食品への関心が国内外で高まっています。この流れは、単に製造に関わる業界だけでなく、一般の消費者の間でも広がっています。しかし、日本国内で発酵について体系的に学ぶ機会は大学などに限られており、学びたい方にとってハードルが高く感じられつつあります。
自学で深める発酵知識
今回の発酵検定は、発酵マイスター認定講座を提供する日本発酵文化協会が主催です。受検者は公式テキストを使用して独自に学び、検定に臨むことができます。受検料も6,600円(税込)と手頃で、時間的な制約を受けずに、自分のライフスタイルに合わせて発酵の知識を深めることが可能です。この検定は、発酵食品を扱う企業でも社員教育に活用されています。
これまでの参加企業の例
- - キユーピー醸造株式会社
- - キユーピー株式会社
- - マルコメ株式会社
第8回発酵検定の概要
- - 実施日: 2025年11月16日(日)
- - 実施時間: 14:00~15:00
- - 開場: 13:30
- - 受検受付時間: 13:50
- - 開催地: オンライン
- - 受検料: 6,600円(税込)
- - 公式テキスト: 発酵検定公式テキスト(株式会社実業之日本社 発行/1,650円(税込))
発酵文化人の声
発酵文化に関心を持つあおい有紀さん(発酵文化人・和酒コーディネーター)は「発酵の基本的な知識を広範囲に学べ、それが生活にも役立つことを実感しています」と語っています。発酵がもたらす健康効果などを日々の食生活に活用していきたいと考えています。このように、発酵検定は各界で多くの関心を集めています。
日本発酵文化協会の役割
日本発酵文化協会は、「発酵食」の健康の優位性に着目し、その正しい知識の普及と発展を目指す団体です。初の発酵マイスター検定制度を設け、発酵に関する講座やイベントを実施しており、さらなる発酵文化の広がりを目指しています。
- - 住所: 東京都目黒区上目黒4-31-11グランシャリオ202
- - Webサイト: 日本発酵文化協会
心から発酵文化の魅力を学びたいと考える方にとって、発酵検定は貴重な学びの場になります。この機会にぜひ、ご参加を検討してみてはいかがでしょうか。