2023年の夏休み、群馬県の美しい自然の中で行われる『デジタルガキ大将キャンプ』が話題を呼んでいます。このキャンプは、7月28日から30日の2泊3日の日程で、無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場にて実施されます。対象は小学3年生から中学2年生で、参加費用は税込み165,000円。長年続くこのキャンプでは、子どもたちがテクノロジーを活用しながら、仲間と協力して様々な体験をすることが目的です。
秘密基地の伝説を解く冒険
群馬県嬬恋村には、昭和初期に建設された2つの神秘的な塔があります。この塔は「伝説の秘密基地」と呼ばれ、多くの噂を呼んできました。キャンプでは、参加者たちがこの塔を探し出し、伝説の真相を解き明かすために、コンパスやGPSアプリなどのデジタルツールを利用します。地図には載っていないその秘密基地への道を仲間と共に切り開く挑戦が待っています。
自然体験から学ぶ創造力
『デジタルガキ大将キャンプ』では、
実施予定プログラムが多種多様です。例えば、
嬬恋の秘密基地伝説をテーマに、上信鉱山焼成炉跡地へのハイキングがあります。デジタルツールを駆使して、2時間程度で実際にその場所を目指します。子どもたちは、探検を通して「感じたこと」「見つけたこと」を研究テーマとしてまとめます。
バラギ湖で行われるチームビルディングゲームでは、湖上での協力とコミュニケーションを通じて信頼関係を築きます。仲間との絆を深める貴重な時間です。
嬬恋の静かな夜を利用して、星空を見上げ、宇宙や天の川の美しさに想いを馳せるスターウォッチングも予定されています。自然の中で過ごすことで、子どもたちはより深い感謝の気持ちを育むことができるでしょう。
自分たちで火を起こし、ナイフを使って地域の食材を調理する体験もあります。
さらに、嬬恋村に伝わる伝統料理「くろこ」にも触れる機会があります。これは、地域の文化を学びながら食に対する理解を深める活動です。
デジタル時代のリーダーシップ育成
このキャンプの本質は、自然体験を通じてリーダーシップを育むことです。特別な才能がなくても、自分の問題意識を持ち、勇気を持って行動する力が重要です。子どもたちは、日常生活での違和感に気づき、その解決に向けて自分からアクションを起こす体験を通じて、リーダーシップの本質を理解します。
このキャンプを通じて、未来のテクノロジーに対応できる力、仲間とともに創造的に新しい価値を生み出す力が育まれることでしょう。自然、カラダ、そしてデジタルを組み合わせた経験が、次世代のリーダーを育てる基盤となるのです。今から約20年後には、現在の大人たちも想像できない社会が待っています。その中で活躍できる子どもたちに成長してほしいという願いが込められています。
参加方法と締切
『デジタルガキ大将キャンプ』への申し込みは、2025年7月15日(火)17時まで受け付けています。定員に達した場合は早めに締切られるため、早めのご応募をお勧めします。興味がある方はぜひ、公式サイトをチェックしてください。