株式会社Lean on Meが創業10周年を迎えビジョンとミッションを刷新

株式会社Lean on Meが10周年を迎えた新たな挑戦

株式会社Lean on Me（リーンオンミー）は、2014年に設立され、障がい者支援のためのインクルTechに特化したスタートアップ企業です。この度、設立10周年を記念し、新たなビジョン、ミッション、バリューを策定しました。この発表は障がい者やその家族、支援者が共に新しい価値を創造し、持続可能な未来を築くための重要なステップと位置づけられています。

インクルTechとは

「インクルTech」とは、インクルージョン（参加・包摂）とテクノロジーを組み合わせた造語で、SDGsへの関心の高まりとともに、社会的課題を解決するためのテクノロジーを意味します。特に、多様性を受け入れることが求められる現代において、障がいのある方々への理解と支援は不可欠です。

代表取締役・志村駿介からのメッセージ

リーンオンミー創始者の志村駿介氏は、10年前に自らの障がい者支援の経験から、障がい者が人々の日常生活で直面する課題に目を向けました。彼は、「人にやさしい街づくり」を目指し、理念を構築した経緯を振り返ります。知的障がいのある人々のために、彼は「障がい者にやさしい街づくり」という明確な理念を掲げ、発信を続けてきました。

新ビジョン「生涯を楽しめる世界」

今回発表された新ビジョンは「生涯を楽しめる世界」です。このビジョンのもと、障がいのある方々とその家族が自身の特性や可能性を見出し、人生を充実させることができる社会を目指します。

新たなミッション「“障がい”を社会に融和する」

新ミッションは、障がい者が社会参加する機会を増やし、彼らの声を大切にすることです。39万人以上の知的障がい者の方々が福祉事業所に依存せざるを得ない現状を踏まえ、リーンオンミーは彼らの意見を社会に反映することで、よりインクルーシブな社会づくりへの貢献を目指します。

新バリューの紹介

新たに策定されたバリューは、以下の6つで構成されています。
1. 未来から逆算しよう - チーム全員で未来を見据え、やさしい視点で目標を設定。
2. まずはじめに、踏み出そう - 小さな一歩でも何かを始めることが大切。
3. デコボコをかけ合わせて進もう - 個性を尊重し、協力しあって大きな課題に取り組む。
4. 何ごとにも素直に向き合おう - フィードバックを大切にし、自らの成長につなげる。
5. ねばり強くやり切ろう - アプローチを変えながら持続的に取り組む姿勢が必要。
6. 昨日の自分を1%でも越えよう - 自分の成長を追求し続ける。