リノベる、経営体制を強化しさらなる成長を目指す取り組み

不動産流通と利活用を推進するリノベーションプラットフォームを提供するリノベる株式会社が、2023年までに確立した成長基盤をもとにさらなる発展を遂げるために経営体制の強化を図りました。東京都港区に本社を構える同社は、成長加速のため、安河内亮氏と北川雅巳氏を常勤取締役に、安江浩氏を執行役員に任命したことを発表しました。

3つのプラットフォームの連携

リノベるは、個人向けの住宅リノベーションサービスを提供するほか、法人向けにはCRE（Corporate Real Estate）の有効活用を提案し、リノベーション事業者への支援も行っています。これら3つのプラットフォームの連携により、個人や法人の既存不動産ストックの流通や利活用が促進されることを目指しています。

2025年度には、同社の3つのプラットフォーム全体が高い成長を続け、過去最高の売上144.4億円を達成しました。この成長を持続するためには、意志決定のスピードを高め、経営と現場の協力が不可欠であるとリノベるは考えています。権限移譲を行い、企業のガバナンスを強化していく方針を示しています。

取締役たちの役割

安河内亮氏

取締役に就任した安河内氏は、2019年からリノベるに参画し、さまざまな分野で経営を支えてきました。HRやブランドの領域を担当し、現在は経営企画や新規事業の推進に取り組んでいます。彼は、リノベるを「なくてはならない存在」に成長させるために、ガバナンスの強化に力を入れると述べています。

北川雅巳氏

北川氏は、2017年から社外取締役を務め、2021年からは執行役員として経営管理の安定化に尽力。リノベーションプラットフォームの成長を牽引し、テクノロジーを活用してお客様のアセット価値向上に貢献していく意欲を示しています。

安江浩氏

新たな執行役員として安江氏もこの経営体制に入り、日本の住環境の文化向上を目指す意志を表明しています。リノベーションが新築の代替品とされることが多い中、彼はその本質的な価値を広めたいと意気込んでいます。

未来への取り組み

リノベるは、「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に」というミッションを掲げ、リノベーションの促進を頑張っています。さらに、持続可能な社会の実現に向けて、リノベーションや省エネリノベーションの普及に寄与し、循環型社会やカーボンニュートラル社会の実現を目指しています。

これにより、リノベるの全体的な成長・拡充が加速されることでしょう。これからの活動に期待が寄せられています。