第47回G杯全日本ヘラブナ釣り選手権、熱戦の末に優勝者が決定！

第47回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権が開催

令和7年10月26日と27日の二日間、茨城県笠間市の「友部湯崎湖」で行われた第47回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権は、株式会社がまかつとGAMAKATSU PTE LTDが共催しました。競技には全国から集まった24名の選手が参加し、激しい予選と決勝戦を繰り広げました。

雨から快晴への変化

大会初日は、冷たい雨が降り注ぎ、選手たちは厳しい環境での競技を強いられました。しかし、二日目はまるで一転したかのように快晴となり、釣りやすいコンディションに。ただし、友部湯崎湖のヘラブナたちは活発にエサを追い求め、選手たちの腕を試しました。初日の予選ブロックでは、全員が2号桟橋に並んでからの一斉スタートでしたが、食い渋りも見られ、緊張感漂う中での戦いとなりました。

決勝戦の激闘

予選を勝ち上がった5名は、二日目の決勝戦に進出しました。全選手が7尺の浅ダナセットで挑むことになり、激しいデッドヒートが繰り広げられました。選手たちの竿先が揺れ、ウキが絶えず動き続ける中、釣果がほぼ拮抗したまま競技は終了。結果は最後の慎重な検量に持ち込まれました。

栄光の初優勝

決勝結果として、内田昌良選手が57枚の魚を釣り上げ、総重量26.10kgを記録し、昨年3位の上村恭生選手をわずかに上回り見事に初優勝を成し遂げました。上村選手は57枚25.20kgで2位、続いて昨年2位の楠康一選手が58枚で24.05kgで3位に入賞しました。この二人は2年連続の表彰台を果たし、実力を示しました。4位は佐藤勝選手（48枚23.95kg）、5位には石原弘三選手（50枚19.75kg）が入りました。

大会の模様や詳細は、今後がまかつ公式サイトで公開される予定とのことです。