愛知県刈谷市で妊娠届申請、96.1%がデジタルで実施！

愛知県刈谷市における妊娠届申請のデジタル化

愛知県刈谷市と母子モ株式会社の取り組みが注目されています。2024年7月から11月の間に行われた調査によると、妊娠届の申請方法において、実に96.1%が母子モのアプリ『はぴかり』から行われていることが明らかになりました。この高い申請率は、デジタル化による利便性向上が大きな要因とされています。

家庭にやさしいデジタル申請

刈谷市では、2020年6月から母子手帳アプリ『母子モ』を導入し、地域の子育て支援に役立ててきました。2024年からは新たに『子育てDX』というサービスが始まり、妊娠届の申請がオンラインでできるようになりました。
これにより、妊婦はリラックスした状態で自分の都合の良いタイミングで申請が可能であり、さらに『はぴかり』は11言語での対応も行なっているため、外国人の方々も利用しやすくなっています。

申請プロセスの効率化

デジタル申請の導入により、事前に申請を行うことで適切な担当者を割り当てることが可能に。これが面談の質の向上や、必要な案内の事前準備に繋がっています。また、紙による申請で発生していたOCR処理の業務も不要となり、これによりエラー修正の手間や専門用紙の費用が削減されるなど、業務の効率化も図られています。

調査結果の詳細

2024年7月から11月までの妊娠届申請件数672件のうち、646件が『はぴかり』を通じて申請されました。これにより、自治体や保護者双方の負担が軽減され、よりスムーズな対応が実現されています。今回の取り組みは、刈谷市と母子モが連携して行う子育て世帯支援の一環であり、今後もこの流れを続けていく予定です。