衝撃の犯罪小説集登場
2025-09-24 09:24:35

全員が犯罪者の衝撃作!堂場瞬一『罪と罪』がついに登場

衝撃的な犯罪小説集『罪と罪』がついに登場



2025年9月25日、堂場瞬一氏の新たな作品、『罪と罪』が発売されます。この作品は、警察小説から実験的な作品まで幅広く手がけてきた著者による、全員が「犯罪者」という前代未聞の設定で構成された犯罪小説集です。発行部数が1400万部を超える実績を持つ堂場氏が、どのような切り口でこのテーマに挑んでいるのか、期待が高まります。

『罪と罪』の構成



『罪と罪』は、季刊誌「スピン」に掲載された全12編からなる短編集です。各編は一話完結型で、犯罪行為を犯した主人公たちの物語が描かれています。通り魔、殺人、資金洗浄、迷惑運転や盗撮など、多様な罪がテーマとなっており、各キャラクターが辿り着くのは後悔か解放か。これらの物語を通じて、読者は深い共感を覚えたり、不信を抱いたりしながらも、近くにいる「隣人の罪」を見つめ直す機会を提供されます。

趣深い読後感



この小説集の魅力は、読み進めるほどに残る「ザラついた」読後感です。一体何が彼らをその行動に駆り立てたのか。物語が進むにつれて、彼らの持つ影や事情がにじみ出てきます。単なる犯罪の描写に留まらず、読む者に強いメッセージを伝える強烈な内容が詰まっています。堂場氏の緻密な筆致で描かれるキャラクターたちは、生々しい人間ドラマを展開し、誰もが一度は感じたことのある「罪の意識」や「許されたさ」を問いかけてきます。

全国ツアー「the 200」



2025年は堂場氏の著作数が200冊を突破する年でもあり、それを記念して全国ツアー「the 200」が開催中です。画期的な試みとして出版社の枠を超えて、全国の書店でのイベントや直筆サイン会が行われています。このツアーでは、著者自らが読者とダイレクトに触れ合う機会が増え、作品に対する理解を深める貴重な場を提供しています。

イベントの様子や裏話は、公式noteにて随時更新されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

作品詳細



『罪と罪』は堂場瞬一氏の198冊目の作品として、気鋭のデザイナー、鈴木成一氏によるブックデザインで展開されています。作品の内容が多角的であるだけに、そのデザインにもこだわりが見受けられます。

  • - 書名:罪と罪
  • - 著者:堂場瞬一
  • - 仕様:四六判/並製/328ページ
  • - 発売日:2025年9月25日
  • - 定価:1,980円(本体1,800円)
  • - ISBN:978-4-309-03229-0

また、10月には『0 ZERO』という文庫も刊行予定ですので、こちらも要注目です。

総括



堂場瞬一による『罪と罪』は、犯罪小説というジャンルを超えた深い人間の心を描く切り口で、読者の期待に応える一冊となることでしょう。様々な視点から罪と向き合うこの作品は、現代社会への鋭い風刺ともなり、常に我々の心に問いかけてきます。文学としても、エンターテインメントとしても高い完成度を誇るこの小説集を、ぜひ手に取ってその魅力を味わってほしいと思います。


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会社情報

会社名
河出書房新社
住所
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201

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