俳都松山俳句ポスト
2025-10-15 17:06:27

俳都松山俳句ポスト設置10周年、荒川区で記念イベント開催

俳都松山俳句ポスト設置10周年記念イベント



2023年、荒川区で「俳都松山俳句ポスト設置10周年記念イベント」が盛大に開催されました。荒川区は、伝説的な文豪たちである正岡子規や夏目漱石に深くゆかりのある地でもあります。彼らは作品の中で「芋坂の羽二重団子」に触れ、その味わいを称賛しました。ここで代表的な店舗である「羽二重団子本店」は、愛媛県松山市の文化と密接に結びついている場所です。

このイベントは、松山市と荒川区が俳句を通じての交流を一層深めることを目的としており、区内外に向けて「俳句のまちあらかわ」をPRする重要な機会となりました。記念となる俳句ポストは、平成27年に松山市から寄託され、以来多くの人々に利用されてきました。おかげさまで、設置から10年が経過し、この記念すべき節目を祝う行事が企画されました。

イベントの様子



当日は、松山市から田淵雄一郎副市長が来訪され、荒川区役所で滝口区長との面会がありました。会談の中では、荒川区の俳句文化振興に関する取り組みや、松山市の俳句関連施策について意見を交わしました。その後、セレモニーは日暮里の「羽二重団子本店」に移され、ここで行われたメインセレモニーには、澤野修一代表取締役や滝口学区長も参加しました。

セレモニーでは、田淵副市長から澤野代表取締役への記念品贈呈が行われ、その後、羽二重団子を楽しみながらの和やかな懇談が続きました。さらに、子規の句碑の前での記念写真撮影や、この日を記念して滝口区長及び田淵副市長が詠んだ句を「俳都松山俳句ポスト」に投句する一幕もありました。

投句された句


  • - 「団子二本秋をすすめた朝の雨」 田淵雄一郎副市長
  • - 「秋日和騎馬仰ぎ見て団子かな」 滝口学区長

和やかな交流の中で、多くの方々が俳句を通じて繋がり、それぞれの想いや感謝の気持ちを一句に込めました。このように、俳都松山市と荒川区の交流はさらに深まっていくことでしょう。

荒川区の俳句文化振興



荒川区は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅立ちの地としても知られ、数多くの著名な俳人たちがここで多くの俳句を詠んできました。この地域は俳句の文化に深く根付いており、平成27年には「荒川区俳句のまち宣言」を行って、町づくりを進めてきました。10周年を迎えた今、令和6年度から7年度にかけて、子供から大人まで楽しめるさまざまな記念イベントも企画されています。

このように、俳句を通じた思い出や交流を未来へと繋げていく努力が続いています。今後も松山市、羽二重団子、荒川区が連携して、文化の発展を目指していくことが期待されています。


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会社情報

会社名
荒川区
住所
東京都荒川区荒川2-2-3
電話番号
03-3802-3111

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