グローバルな熱戦が繰り広げられた第43回ROBO-ONE大会
2024年9月21日から22日の2日間、神奈川県立青少年センターで開催された「MISUMI presents 第43回ROBO-ONE」大会。主催は一般社団法人二足歩行ロボット協会で、特別協賛には株式会社ミスミグループ本社が名を連ねました。今回は、国内外からの選手が参加し、特に海外からのエントリー数が過去最多を記録しました。
大会の概要
大会には合計121台のロボットがエントリーし、台湾や香港などからも多くの選手が集まりました。来場者や、ライブ配信サービス「Twitch」には55万人を超える視聴者が配信を観覧し、注目度の高さが伺えました。
大会は二足歩行ロボット同士の1対1のバトルが行われ、21日は予選が実施されました。その結果、予選を通過した32機体と、シード権や認定大会での選抜機体を合わせて43機体が決勝トーナメントに進出します。
決勝戦に進出したチームの約4割は海外からの参加者で、国際的な色合いが強まっているのが印象的でした。試合中には、観客を魅了するような迫力ある技が数多く見られ、特に『コビス』による相手を宙に投げ飛ばす技は圧倒的でした。
優勝は『コビス』!
優勝を果たしたのは『コビス』で、その圧巻の強さが大会を制しました。観客の前で繰り広げられる熱き戦いに、観客は一瞬の緊張感と興奮を共に感じていました。
それでは、この大会での入賞ロボットとチームを見ていきましょう。
- - 優勝: コビス / ビスコ
- - 準優勝: フェムト / いんしゅろっく
- - 第3位: < / ニジガクロボ部ぷくたい
また、今年度から設けられたミスミ賞は、創造性と挑戦精神、観客の心を掴む試合運びを評価し、以下の3機体に授与されました:
1. elephant / 長岡動物園
2. < / ニジガクロボ部ぷくたい
3. BigHead Ting / WETD KLN
持続するものづくり支援
ROBO-ONEは2002年に設立された大会で、ものづくり技術の向上と二足歩行ロボットの普及を目的としています。学生からプロのエンジニアまで、参加するエントリー層は多岐にわたります。ミスミグループはこの大会への協賛に加え、ロボットや各種競技会に参加する学生団体への支援活動も行っています。
今後も、ミスミグループはものづくりに対する情熱を持つ人たちを応援し続ける方針です。
大会のアーカイブ映像
大会の様子は
こちらのリンクからアーカイブ映像をご覧いただけます。