消費者トラブル防止CM制作
2024-04-03 11:00:02
テクノスカレッジの学生、消費者トラブル防止CM動画で優秀賞受賞
若者たちのための消費者トラブル防止CM動画が誕生!
総合学院テクノスカレッジは、2018年に成年年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、増加する若者の消費者トラブルに対して、特別な活動を始めました。最近、東京都は「STOP!若者の消費者トラブル CMシナリオ・動画コンテスト」を開催し、テクノスカレッジの学生の作品が見事に「優秀賞」に選ばれました。このコンテストでは、都内の若者たちに向けた消費者トラブル防止のメッセージを込めたCMのシナリオが募集されました。
コンテストの目的と背景
2022年4月から成年年齢が引き下げられ、若年層が一人で契約を行う機会が増えました。その結果、18歳及び19歳の消費者トラブルの件数が増加。これに対抗するため、東京都は若者に対して消費者トラブルを防ぐための啓発活動を強化することを決定しました。その中で開催されたコンテストでは、7079件という多くの作品が応募されました。
テクノスカレッジの学生による優秀賞作品
受賞したのは、東京工学院専門学校に在籍する声優・演劇専攻の小池優姫さん(3年生)が手掛けた「親友でもダメ」編というシナリオです。これは、身近な人からの勧誘があっても、安易に契約をしてしまわないように考えさせる重要なメッセージを伝えるもので、親や友人から仕掛けられるリアルなシチュエーションを描写しています。この作品は受賞後、東京都によってCM動画として制作され、SNSを通じたプロモーションにも活用されています。
TECHNOSゼミでの取り組み
テクノスカレッジでは、すべての学科において横断的なプロジェクト型授業である「TECHNOSゼミ」が行われています。今回は、声優・演劇科と法律情報科の2つの学科が協力し、コンシューマーの視点から若者たちの消費者被害を防ぐ取り組みを行いました。企画の立案や実践を通じて、同年代の学生たちへリアルな問題提起を図るプロセスは、彼らの学びを深める貴重な経験となりました。
受賞式の様子や今後の展望
受賞式の様子は、テクノスカレッジのキャンパス内で行われ、学生たちや教職員の大きな拍手が贈られました。本学院は今後も社会や地域のニーズに耳を傾け、その解決に向けた教育活動を積極的に取り入れていくことでしょう。
まとめ
テクノスカレッジは、専門知識を深めながらも社会と接点を持ち、実践的な課題解決に取り組む姿勢を大切にしています。今回の受賞は、その取り組みの一環であり、今後も若者たちの生活に役立つメッセージを発信し続けることでしょう。これは、学生たちにとっても非常に価値のある経験となり、将来の活躍につながることでしょう。
会社情報
- 会社名
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学校法人田中育英会
- 住所
- 東京都小金井市前原町5-1-29
- 電話番号
-
042-387-4812