TANAAKK、レシエン社の完全子会社化
2025年2月26日、東京を拠点とするデジタルトランスフォーメーションプラットフォームのリーダーであるTANAAKK K.K.(以下、TANAAKK)は、ワコールホールディングスからレシエン社の株式を100%取得したことを発表しました。この買収は、TANAAKKの事業ポートフォリオの戦略的な拡張を意味し、消費財やライフスタイル分野での機能を一層強化するものです。
レシエン社は、1933年に京都で創業された歴史あるテキスタイルメーカーであり、下着や刺繍、レース関係の製品において高い評価を得ています。これまでワコールホールディングスの完全子会社として活動してきたレシエンは、質の高い製品と革新性が評判となり、業界内でも確固たる地位を築いてきました。TANAAKKの傘下に入ることで、レシエンはデジタルテクノロジーを活用し、ビジネスモデルの革新と市場でのプレゼンス拡大を図ることになります。
TANAAKKのCEO田中翔一郎氏は、「レシエン社をTANAAKKファミリーに迎え入れることができ、非常に嬉しい」と述べ、今回の買収が同社の「GAAS」ミッションに合致することを強調しました。伝統的なテキスタイル及び下着における調達力と、AIを駆使したSaaS製品モデルの専門性が融合することで、新たな成長機会が生まれると期待されています。
レシエン社のブランドと商品ラインをTANAAKKの独自のデジタルフレームワークに統合することにより、同社はレシエンの業務効率を高め、デジタル販売チャネルを拡大し、新たなサブスクリプション型かつデータ主導の提供を行う計画です。この買収は2025年4月1日に完了する予定であり、両社は事業の継続性を確保するため、スムーズな移行を実施することに合意しています。
この過程において、レシエンは既存のブランド名で引き続き運営される予定ですが、TANAAKKが主導するデジタルトランスフォーメーションに向けた各種施策が進められることになります。
TANAAKKとレシエンに関する詳細な情報
TANAAKK K.K.は、デジタルトランスフォーメーションプラットフォーム「GAAS™(Growth-as-a-Service™)」の開発及びライセンスを専門とする企業です。AI駆動のSaaSプロダクトの展開のために、先進的な企業と提携し、競争力のある資本パフォーマンスを促進することを目指しています。
一方のレシエン社は、京都に本社を置き、長い歴史を持つ下着およびテキスタイル製品の製造企業であり、その革新性と品質へのこだわりにより、日本国内外で確固たる地位を築いています。
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