インドネシア・バリ島に新たな日本語学校が開校
ティーコム株式会社は、2026年1月27日にインドネシア・バリ島に日本語学校を設立し、開校式を実施しました。この学校の設立は、国内のITエンジニア不足を解消し、新たな人材育成モデルを日本とインドネシアの間で確立するための重要なステップとなります。
グローバル人材育成の背景
ティーコム株式会社は、これまで国内で様々なIT関連サービスを提供してきましたが、海外に目を向け、グローバル人材育成に取り組む方針に転換しました。インドネシアでは、高い技術力を持つIT専門学校の卒業生が企業との接点の不足により就職が難しい現状を受けて、彼らを日本企業につなげるための新たな教育システムを構築することを目指しています。
学校設立と運営の流れ
このプロジェクトは2024年初頭から始まり、ジャカルタとバリでの視察を経て、バリ島での開校が決定しました。現地法人が中心となり、日本語教育を専門とするコンサルティング会社との連携により、効率よく学校を開設しました。
実践型カリキュラムでの教育
新しい学校では、半年間で日本語能力試験(JLPT)のN2レベルを目指す集中カリキュラムが組まれています。厳選された約20名の生徒が年間に受け入れられ、その選考には200名の応募者が集まりました。主にホスピタリティ、建設、飲食業界など、日本で需要のある分野に特化した教育が行われます。
IT分野には特待生制度も設けられ、高度な教育が提供され、将来的には日本で即戦力になるエンジニアの育成を行います。
親日的なインドネシア人材と日本との相性
インドネシアは親日的な国として知られ、バリに住む人々は穏やかで適応力が高い特徴を持っています。この学校では日本語教育だけでなく、日本文化の理解も重要視され、人材育成を行うことで日本社会へのスムーズな定着を目指します。
将来的な展望
ティーコム株式会社は、この学校を海外人材育成のスタート地点と位置づけ、インドネシアのIT専門学校との連携を強化しています。この連携で、IT学科の学生に日本語教育と日本就職の新たな道を提供し、卒業後には本校への進学を促進する仕組みを築いていきます。今後は「ITスキル」と「日本語力」を兼ね備えた国際人材の育成に注力し、日本企業のニーズに応える人材を育てていくことで、国際的な人材育成プラットフォームの構築を進めていきます。
会社概要
ティーコム株式会社は、1954年に設立され、東京都港区に本社を置き、通信関連のロジスティックス業務やITインフラ構築、業務系アプリケーションの開発などを行っています。社会課題を解決するため、今後も人材育成に力を入れていく方針です。