銀座の老舗百貨店・和光が展開するバッグブランド「MANACO」から、日本の伝統工芸「桐生織」を使用した特別なトートバッグが登場しました。
「MANACO」シリーズは、和光の「和」と「光」をコンセプトに、和の心をバッグに投影したアイテムとして人気を集めています。今回発表されたトートバッグは、そのコンセプトを体現するアイテムと言えるでしょう。
バッグの素材には、群馬県桐生市の伝統工芸「桐生織」が使用されています。桐生織は、なめらかな手触りと美しい光沢が特徴で、高級着物にも使用されるほど品質の高い絹織物です。1300年以上もの歴史を持つ桐生織は、かつて日本の主要産業として世界に名を馳せていました。
今回のトートバッグは、そんな伝統的な桐生織を現代のライフスタイルに合わせてモダンに表現したアイテムです。シルク100%の素材を使用し、シンプルなデザインながらも上品な存在感を放ちます。
さらに、バッグの内側には、銀座の歴史を物語る「スカジャン」仕様が施されています。スカジャンは、戦後、アメリカ人からお土産物として愛された、東洋風な刺繍が施されたベースボールジャケットです。当時の銀座で流行していたスカジャンを、現代の特別なスーベニアとして表現したデザインとなっています。
表側には、スカジャンの特徴であるモダンな刺繍で銀座の地図が描かれ、裏側はシンプル無地のデザインとなっています。リバーシブル仕様なので、気分やTPOに合わせて2通りのコーディネートを楽しめるのも魅力です。
銀座・和光でしか手に入らない特別なMANACOトートバッグは、伝統とモダンが融合した、まさに日本の美意識を体現するアイテムと言えるでしょう。