佐賀市の新たなランドマークが土木学会デザイン賞で最優秀賞を受賞
2024年度土木学会デザイン賞にて最優秀賞を獲得した「SAGA サンライズパーク+栄光橋+佐賀市文化会館西側広場」。このプロジェクトは、佐賀県と佐賀市の共同で進められた整備事業であり、来る「SAGA2024 国スポ・全障スポ」に向けた重要なインフラとして位置づけられています。
デザイン賞の概略
土木学会デザイン賞は、公益社団法人土木学会 景観・デザイン委員会が主催する顕彰制度で、2001年から続いています。様々な土木構造物や公共空間において、その美しさや機能性、地域との調和を評価されることが特徴です。
作品の紹介
「SAGA サンライズパーク」は、既存の競技場や樹木を最大限保存し、新たに設置されたアリーナや屋内プール、カフェ・ショップなどが連結されたデザインです。この連結にはペデストリアンデッキが利用されており、国道263号で分断されていた佐賀市文化会館を新たな歩道橋「栄光橋」を通じて繋げる工夫がなされています。
この一体的な整備によって、多くの人々がアクティビティを楽しむ際に安全に移動できるよう配慮されており、エリア全体の利活用が一層促進されることを目指しています。
特徴と評価
最優秀賞を受賞した最大の要因として挙げられるのが、県と市が協力して推進した一体的な整備です。特に「栄光橋」のデザインと夜間照明が高く評価されており、この橋が交通の分断を解消したことで、広域利用が可能となりました。
また、ペデストリアンデッキやパーク内部のデザインコントロールが、さまざまな分野の専門家たちの努力によって実現した点も素晴らしいです。
パシフィックコンサルタンツ株式会社の役割
このプロジェクトには、パシフィックコンサルタンツ株式会社が設計に参加しています。同社は1951年に設立され、70年以上も国内外の社会インフラの整備に携わり続けてきた企業です。社会に新たな価値を提供し、持続可能な社会の実現を目指すビジョンを掲げています。
今後の展望
佐賀市の「SAGA サンライズパーク」と「栄光橋」は、新しいように感じられるかもしれませんが、ここから更に地域の活性化が期待されます。次世代のスポーツや文化活動の拠点として、長期的に利活用されていくことが望まれます。
公式ホームページでは、詳細な情報や土木学会デザイン賞に関するデータが掲載されていますので、関心のある方はぜひアクセスしてみてください。詳しい情報は
こちらからご覧いただけます。
- - 【土木学会デザイン賞の詳細については】 こちらをご確認ください。
- - 株式会社パシフィックコンサルタンツについては、同社の公式HPをご覧ください。