地域貢献の新たな試み！大学生と連携したミニ運動会を開催

地域・大学・企業の連携で広がる笑顔

子どもたちに運動の場を提供する「ミニ運動会」が、2015年6月15日（日）に熊本市の碩台小学校で開催されることが決まりました。この取り組みは、株式会社トヨダ体育教室、熊本市碩台校区、九州ルーテル学院大学が密に連携し、地域の小学生を対象に行われます。近年、遊び場の減少に悩む子どもたちにとって、楽しい運動の機会が貴重な時間となるでしょう。

背景：遊び場の減少がもたらす問題

昨今の社会情勢を背景に、子どもたちが遊ぶ空間がどんどん減少しています。空き地の減少や、犯罪の多発により屋外で安心して遊ぶことが難しくなっています。また、塾や習い事などでスケジュールが埋まり、遊ぶ時間が確保できない子どもたちは、自宅でゲームをすることが多くなってしまっています。このような状況は、かつて当たり前だった放課後の遊びの光景を失わせています。

大学生の主体的な活動を促進

一方、ボランティア活動に参加する大学生の数は増えてきていますが、自己のアイデアや企画をもとにした活動はまだ少ないのが現状です。そこで、今回の運動会は、学生たちが地域活動に主体的に関わる貴重な機会となります。自らの手で運動会を企画運営することで、実社会での経験と地域との結びつきを深めることが期待されています。このような体験が、学生たちの将来にどのような影響を与えるのか、注目です。