新型コロナが変えた働き方とライフスタイルの実態調査
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が注目するようになったテレワーク。しかし、これにともなって人々のライフスタイルにどのような変化があったのか、リトルソフト株式会社が実施した調査結果をもとに考察していきましょう。
コロナ禍のライフスタイル改善点とは?
調査の結果、新型コロナウイルスの影響でライフスタイルに良い変化を感じている方も多いことが明らかになりました。特に58.6%の人々が「自分の時間を作ることができた」と回答。コロナ禍の間、時間を有効に活用できたことが、心身の健康に寄与していると考えられます。
1. 自分の時間を作ることができた(58.6%)
2. 睡眠を多く取れるようになった(37.4%)
3. 仕事によるストレスが軽減された(24.4%)
4. 趣味の時間を作ることができた(22.9%)
5. 自炊をするようになった(17.5%)
一方で、生活スタイルの変化がもたらした悪い面も無視できません。調査によると、58.0%の人が「運動不足」を感じており、これは多くの人が自宅での作業に留まってしまった結果と言えそうです。
1. 運動不足(58.0%)
2. コミュニケーション不足(43.1%)
3. 外出する機会が減った(42.4%)
ワークスタイルの変化と交通費の影響
新型コロナの影響で働き方が大きく変わってきました。「新型コロナウイルス終息後も続けたいワークスタイルは何ですか?」という質問には、68.8%が「テレワークと出社の併用」と回答した一方、18.5%が「完全テレワーク」を希望しています。この結果から、人々が柔軟な働き方を希望する一方で、出社の重要性も感じていることがわかります。
また、テレワークの普及により、交通費の支給額が減少していることも顕著です。約20%の人が交通費が「減った」または「支給されなくなった」と回答しました。企業が経費削減を進める中、テレワークを続ける社員はその影響を受けているのです。
引っ越しの検討、賃貸が選ばれる理由
テレワークが常態化することで、都市圏に住む必要性が薄れるとの意見も多く、約2割が「引っ越しを検討する」と回答しています。このような環境のもと、賃貸を選ぶ傾向が見られ、59.8%の人が賃貸を希望しています。その要因の一つとして、テレワークを通常の働き方とする場合、住居選びが自由になる点が挙げられます。
ライフスタイルの未来について
調査の終わりに行った「これからのライフスタイルはどうなると思いますか?」という質問には、62.8%が「テレワークと出社を併用する会社が増える」と答えました。また、23.6%は「テレワークが当たり前になる」と感じています。
このような意見から、さらに多くの企業が柔軟な働き方を採用する流れが続くことが期待されます。
まとめ
新型コロナウイルスは、私たちの働き方やライフスタイルに大きな変化をもたらしました。調査結果を通じて、社員たちが求める新たな働き方や生活環境のニーズを知ることができました。これからの時代、テレワークを取り入れつつ、働きやすい環境を整えることが重要です。テレワークの利点だけでなく、新しいヒントを見つけるきっかけにもなるでしょう。
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