明大生の地域創生提案
2025-10-20 14:23:03

明大生が地域創生の新たな視点を提案する発表会開催

明治大学の地域創生発表会



2025年10月29日(水)、明治大学駿河台キャンパスにて、明大生が鳥取県、福井県、長崎県に関した地域創生のアイデアを発表する成果発表会が開催されました。このプログラムでは、全国20を超える自治体と連携し、学生が地域の持つ魅力を引き出し、具体的な提案をすることを目指しています。

毎年、学生たちは現地調査を行い、それぞれの自治体における課題や魅力を知り、地域振興のための新たなアプローチを考えます。今年度は特に、鳥取県鳥取市、福井県鯖江市、長崎県の3つの地域に焦点を当て、学生たちがグループを組んで提案を行いました。発表会当日は、明治大学の学生らが各自治体から出されたテーマについて、斬新な視点で解決策を模索し、意見をまとめました。

鳥取市の世代間協力による魅力発信



最初の発表は、鳥取県鳥取市に関するもので、「県外の若者に向けた鳥取市の情報発信について」というテーマで行われました。学生たちの提案は、県外に住む若者に鳥取市の魅力をどう伝えるかというもので、県外からの視点を重視し、情報発信の手法を提案しました。特に、SNSを活用した若者向けのキャンペーンや、実際に鳥取市を訪れたくなるようなイベントの企画が挙げられ、参加者からは大きな拍手が送られました。

鯖江市の魅力をレッサーパンダで発信



続いては、福井県鯖江市の発表です。テーマは、「レッサーパンダがお届け!鯖江市の魅力発信プロジェクト」。この地域の特産品や産業を基に、レッサーパンダを通じた認知度向上策が提案されました。特に西山動物園の40周年を迎えるタイミングで、地域資源を生かしたマーケティング戦略が示され、地域の魅力を広める新しい取り組みが期待されています。

長崎県の地域振興策



最後に、長崎県の発表では、「離島半島における持続可能な暮らしと地域振興策について考える」というテーマが題材にされました。松浦市の強みである食や歴史を活用し、地区振興を図る具体策が提案され、離島や半島地域の持続可能な発展に向けた議論が交わされました。地域資源をいかに最大限に活かすかという観点から、知恵を絞った提案に会場は熱気に包まれました。

未来を担う学生たちの挑戦



このような成果発表会を通して、明治大学の学生たちは、自らのアイデアが地域生の未来に寄与できることを実感し、さらなる挑戦心を育んでいる様子が見受けられました。地域の問題を解決するための視点を持つことは、未来のリーダーに必要な資質そのものであり、参加者は揃って未来を思い描く姿勢が求められることを認識したようです。

今後も明治大学が地域創生に寄与し続ける姿勢は、多くの関係者にとって希望の光となることでしょう。このような取り組みがますます拡大し、実を結ぶことを期待しています。


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