岡山大生ASEAN会合参加
2025-12-02 22:50:24

岡山大学の学生がASEANスマートシティ会合に参加し国際理解を深める

岡山大学のグローバル・ディスカバリー・プログラムがASEANスマートシティ会合に貢献



国立大学法人岡山大学、特にグローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)の学生5名が、2025年11月10日に香川県高松市で開催された「第7回日ASEANスマートシティ・ネットワークハイレベル会合」に参加しました。このイベントは、ASEAN地域および日本を含む多くの国から都市開発の専門家や政府関係者が集まり、スマートシティの実現に向けた包括的な議論が行われました。

この年次会合は2019年の開始以来、日本とASEAN間のスマートシティ分野での連携を強化することを目的としており、今年のテーマは「インクルーシビティ」でした。基調講演や各種プレゼンテーションでは、ASEAN地域における具体的な取り組みが紹介され、また、防災・人間中心のデザインといったテーマについても幅広い議論が展開されました。大学生たちは、会合の学生コーディネーターとして参加し、会場での傍聴や官民のビジネスマッチングセッションにも関与しました。

学生たちの貴重な体験



4年生のNguyen Kha Manhさんは、初めの不安を乗り越え、政府関係者や専門家が参加する中で自らの役割を全うしたことについて振り返り、「私たちの貢献がどの程度可能か、初めは不安でした。しかし、このハイレベル会合に参加し、地域協力が実際にどう発展していくのかを目の当たりにできるのは非常に貴重な機会でした」と語りました。学生たちはASEANの代表団に付き添いながら、企業とのコミュニケーションを支援し、国際的なネットワーキングの重要性を実感しました。

会合を通じて、学生たちはJICAをはじめとする国際開発機関や日本企業が、都市洪水や廃棄物処理、交通渋滞、空間モニタリングといった開発途上国の都市課題に対してどのように取り組んでいるのかを学びました。また、国土を超えた対話がいかに重要で、各国が協力することの意義についても深く理解する機会となりました。

今後の展望



学生たちは、貴重な経験を提供してくれた国土交通省に対して感謝の意を表明し、この経験を通じて得た知識を今後の学びにどう活かしていくかについての意欲を表しました。岡山大学の取り組みは、地域社会の問題解決に向けた新たな可能性を示しており、今後の発展が期待されます。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学が、世界の革新の中核となることを願っています。


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岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
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