山陰初の上場IT企業、アクシスITパートナーズが生成AI研修を導入
鳥取県を拠点にビジネスを展開するアクシスITパートナーズ株式会社は、山陰初の上場IT企業として注目を集めています。このたび、同社はKINDLER株式会社による生成AI研修を受けることが決定し、地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく新たなステップを走り出しました。
研修導入の背景
アクシスITパートナーズの経営陣は、企業の成長と競争力を維持するために、DXの推進が不可欠であると考えており、これまでにもシステム開発やアウトソーシングなどの分野で積極的に活動を行ってきました。2025年を見据え、子会社であるアクシスエンジニアリングを吸収合併し、ネットワーク設計の専門性を取り込むなど、組織全体の強化を図っています。これにより、DX体制のさらなる強化と共に、人材育成や業務効率化が求められる時代において、生成AIがその突破口となることを期待しています。
生成AI研修の内容
KINDLER株式会社が提供する本研修は、生成AIの基本についての理解を深めるところから始まり、実務で活用できる知識を体系的に学んでいきます。研修を受けた社員は、日々の業務の中でAIツールを効果的に活用し、業務プロセスの迅速化や提案力の向上を図ることが可能となります。これによって、プロジェクトの進行速度が向上し、顧客からの信頼を得るための質が高まることが見込まれています。
KINDLER株式会社の取り組み
KINDLER株式会社は、AIを用いた研修サービスやSaaSソリューションの提供を通じて、法人・個人向けにDXを推進し続けています。代表取締役の門脇明日香氏は、SONY出身の経歴を持ち、国内外で多くの受賞歴を有しています。特にハッカソンでの成果は目を見張るもので、これまでに最優秀賞を含む20以上の受賞歴があります。テクノロジーとクリエイティビティを融合させた事業展開は、まさに今の時代に必要なアプローチと言えるでしょう。
まとめ
アクシスITパートナーズの生成AI研修導入は、山陰地域のDX推進に向けた大きな一歩となることが期待されています。この研修を通じて、企業の生産性向上や新たな提案力の確立が進むことにより、地域の発展にも寄与することになるでしょう。今後も、IT企業が地方から全国に向けた挑戦を続けていく姿に期待が寄せられています。