NTT-ATの新しいAIソリューションが地方自治の変革を促進
2025年10月8日から9日まで、千葉県幕張メッセで開催される「地方自治情報化推進フェア2025」に、NTTアドバンステクノロジ株式会社が参加します。本フェアでは、自治体職員の業務支援に特化した新しいAIソリューション「RelAiナレッジアシスタント」と「窓口対応AIエージェント」を紹介します。
展示会の概要
この展示会は、自治体の情報化を推進するためのイベントで、自治体職員や関係者のサポートを目的としています。NTT-ATのブース(展示ホール9~11、ブース020)はどなたでも無料で参加できますが、事前登録が必要です。詳しくは公式サイトで確認できます。
自治体職員が抱える課題
近年、多くの自治体では職員数が減少し、高齢化が進んでいます。これに伴い、ベテラン職員の退職が相次ぎ、経験やノウハウの継承が大きな課題となっています。また、限られたリソースの中で住民サービスの維持や向上が求められています。
RelAiナレッジアシスタント
「RelAiナレッジアシスタント」は、こうした課題解決を目指した革新的な生成AIソリューションです。自治体内の議事録やマニュアルといった文書データをAIが解析し、職員が求める情報を速やかに提供します。これにより、職員は従来の手間を省き、効率良く業務を遂行することが可能になります。
「人の想い・願い・心持ちに柔軟に対応する安心AI」というコンセプトのもと、NTT-ATは40年以上の言語処理技術の実績があります。このナレッジアシスタントは、自治体特有のニーズにも柔軟に対応することができます。
窓口対応AIエージェント
もう一つの注目製品である「窓口対応AIエージェント」は、来庁者と窓口職員の会話を音声で認識し、煩雑な操作なしに必要な情報を職員に提供します。これにより、職員は来庁者へのスムーズな対応を行うことができ、業務効率が向上します。実施中の試験運用のパートナーには葛飾区と株式会社ぎょうせいが名を連ねており、その成果が期待されています。
プレゼンテーションの予告
本フェア期間中には、葛飾区のAI活用事例を紹介するプレゼンテーションも予定されています。10月9日(木)の10:15から11:00に、「葛飾区でのAI活用の挑戦 ~RAGを超えて窓口改革へ~」というテーマで行われます。このセッションでは、葛飾区のDX戦略課から小原竹志さんと、NTTアドバンステクノロジ株式会社のAIエヴァンジェリスト佐藤周一さんが登壇します。
まとめ
地方自治情報化推進フェア2025では、NTT-ATの最新AIソリューションを通じて、自治体業務の効率化やサービス向上の手助けが期待されています。同社の展示会参加は、AI技術がどのように自治体の未来を変えていくのかを考える良い機会となるでしょう。
ぜひ、幕張メッセでその目で確かめてみてください。