全世代の健康を支える新しい咬合力計「Oramo2」の登場

全世代対応の新型咬合力計「Oramo2」が誕生

住友理工株式会社が新たに開発した歯科用咬合力計「Oramo2」が2025年11月4日に発売されます。この製品は、さまざまな年齢層に対応し、特に小児や高齢者の咬合力を測定するために設計されています。

咬合力の見える化

「Oramo2」は、噛む力を測定するための機器で、特に口を開けるのが難しい方や小さな子どもでも利用できるように進化しました。近年、日本では超高齢社会の影響で、口腔機能の低下が「オーラルフレイル」という問題として注目されています。この課題への対応として、「Oramo2」は専門家との共同研究を基に開発されました。

「Oramo2」の特長

1. 簡単操作と即時フィードバック

この機器は、口腔内にセンサーを入れて噛むだけで、その結果をリアルタイムでディスプレイに表示します。操作が簡単で、特別な知識がなくても使用できるため、医療従事者はもちろん、使用者本人にとってもストレスフリーです。

2. 選べる2種類のセンサー

「Oramo2」は、患者の状態や測定目的に応じて2種類の交換式センサーを搭載しています。全ての歯での咬合力を測定するためのUタイプと、特定の歯や小児向けのIタイプ、それぞれのニーズに応じて使い分けることが可能です。

3. 軽量設計で携帯性向上

この咬合力計はワイヤレスで、乾電池を使用するタイプなので、診療所や研究機関だけでなく、訪問診療や地域の健康診断でも気軽に使用できます。片手で持てるほどの軽量設計が、利便性を更に高めています。

健康社会を目指して

住友理工グループは、「2029年住友理工グループVision」として『自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な社会』を掲げ、技術革新を通じて子どもから高齢者までの生活の質を向上させると共に、社会全体の健康増進に寄与していく方針です。

今後「Oramo2」を通じて、多くの人々に口腔機能の維持と健康的な生活をサポートすることが期待されます。

お問い合わせ先

住友理工株式会社ライフイノベーション事業室
住所: 愛知県小牧市東三丁目1番地
電話: 0568-77-2975
受付時間: 9:00～17:00 (土日及び祝日を除く)
Email: [email protected]

このように、新型咬合力計「Oramo2」は、今後の健康社会の実現に寄与する重要なツールとして期待されています。