長野県内の地域中核企業の新規事業創出を支援する「信州新規事業創出プログラム2024」が、スタートアップ企業の募集を開始しました。
株式会社ユニッジ(以下、UNIDGE)がプロバイダーとして、八十二銀行、長野銀行、KPMGジャパンと連携し、地域企業の成長を後押しするプログラムです。
プログラムには、自動車関連部品の塚田理研工業株式会社、自動車ミッション部品の都筑製作所、給食サービスの株式会社ミールケア、光学機器の株式会社ライト光機製作所の4社が参加しています。
各企業は、自社の強みを生かした新規事業テーマを掲げ、スタートアップ企業との協業による事業化を目指しています。
塚田理研工業株式会社は、「ハンディファンの新たな価値創出」をテーマに、自社製品開発に挑戦します。
株式会社都筑製作所は、「ミニトマト収穫ロボット」の開発を通して、人手不足解消を目指します。
株式会社ミールケアは、「おふくろの味バックアップ」と「主婦層へのニーズ調査」をテーマに、食に関する新規事業を模索します。
株式会社ライト光機製作所は、「ライフルスコープの開発」をテーマに、世界のスタンダードを目指した技術革新に取り組みます。
募集期間は2024年6月28日から7月26日までで、全国のスタートアップ企業からの応募を受け付けています。
本プログラムでは、約9か月間の期間を通して、事業化に向けたサポートを提供します。
八十二銀行、長野銀行、KPMGジャパンのスペシャリストが、スタートアップとの協業を支援し、経営課題の整理や事業アセットの活用、事業化に向けたノウハウ提供など、多角的なサポートを行います。
また、プログラム参加企業の人材育成も重視し、新規事業創出のスペシャリスト育成を目指します。
UNIDGEは、協業を推進することで、企業の成長とイノベーションを促進し、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。
本プログラムへの参加を希望されるスタートアップ企業は、UNIDGEのウェブサイトから応募できます。