丸和運輸とダスキンの協定
2024-07-09 16:57:13

丸和運輸機関とダスキンレントオール、災害時相互支援協定を締結 - 物流と衛生の強みで被災地支援を強化

丸和運輸機関とダスキンレントオール、災害時相互支援協定を締結



近年、自然災害の増加と規模の拡大が深刻化する中、被災地では迅速な物資供給と衛生的な環境確保が喫緊の課題となっています。この課題解決に向け、物流事業を展開する株式会社丸和運輸機関と、レンタル事業を展開する株式会社ダスキンは、7月9日に災害時における相互協力協定を締結しました。

丸和運輸機関は、創業以来、輸配送サービスブランド「桃太郎便」を展開し、物流事業者として人々の生活を支えてきました。現在は小売業に特化した3PL事業者として、「EC物流」「低温食品物流」「医薬・医療物流」をコア事業として位置付け、さらにSDGsの取り組みの一環として、BCP(事業継続計画)物流事業にも積極的に取り組んでいます。

一方、ダスキンは創業以来、『人に、社会に「喜びのタネまき」』を理念に掲げ、地域に密着したフランチャイズ事業を通して、お客様と地域社会への貢献を追求しています。ダスキンレントオールは、イベント会場の設営やワクチン接種会場の運営に加え、2022年7月より避難所開設時に必要な物品の提供と長期化する避難所生活の衛生面をサポートする「防災サポートサービス」を開始しました。

今回の協定締結は、両社の強みを活かし、地域社会への貢献をさらに深化させるための取り組みです。丸和運輸機関は、全国のトラック運送事業者ネットワーク「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」を通じて、災害発生時には迅速な車両と運転手を提供し、物資輸送を担います。一方、ダスキンレントオールは、避難所開設に必要なパーテーションや冷暖房機器、衛生商品など約100種類の物品を供給し、避難所生活における衛生面の維持をサポートします。さらに、長期化する避難所生活に備え、共有部分の定期的な清掃などの衛生サービスも提供する予定です。

両社は、全国各地に広がるネットワークを活用し、災害発生時には迅速かつ的確な支援体制を構築することで、被災地の早期復興と安全・安心な生活環境の整備に貢献していくことを目指しています。

各社の代表コメント



株式会社丸和運輸機関 代表取締役社長 和佐見 勝

「当社はSDGsの取り組みの一環として『BCP物流』を強化し、社会インフラとしての強固な物流ネットワークを構築しています。今回の両社の協定締結で『必要なものを』『必要な時に』『必要な場所に』お届けすることが可能となり、被災地の早期の環境整備に貢献できるものと考えております。レントオール事業において物品提供や衛生対策に強みを持っておられるダスキン様との連携を強化し、両社ならではの支援事業を展開してまいります。」

株式会社ダスキン 代表取締役 社長執行役員 大久保 裕行

「BCP物流事業に対して積極的に取り組まれ、またAZ-COM丸和・支援ネットワークにおいて指定公共機関の指定を受けておられる丸和運輸機関様と連携することで、災害時によりスムーズに被災地へ必要な物品を届けることができると考え、締結に至りました。両社がタッグを組み、お互いが持つ強みを活かすことで、被災地の復興や防災対策に貢献できると確信しております。今後避難所に必要な物品とともに衛生環境の向上についても自治体とともに進めていきたいと考えています。」

協定締結による効果



今回の協定締結により、以下の効果が期待されます。

災害発生時の迅速な物資輸送と衛生環境整備による被災地への支援強化
物流と衛生の専門性を融合した、より効果的な災害支援体制の構築
* 地域社会への貢献を深化させ、安全・安心な生活環境の整備に貢献

両社の連携は、災害時の支援体制強化だけでなく、平時における防災意識の向上にも貢献すると期待されています。


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