タイミー、愛媛県砥部町と包括連携協定を締結し新たな働き方を提案

タイミーと愛媛県砥部町の新しい試み

株式会社タイミー（本社：東京都港区、代表取締役：小川嶺）が、愛媛県砥部町（町長：古谷崇洋）と包括連携契約を結びました。この協定により、両者は「スポットワーク」と呼ばれるフレキシブルな働き方を通じて地域の人材を確保し、雇用の創出を目指します。砥部町は、美しい自然環境と250年の歴史を持つ砥部焼の産地として知られていますが、同時に少子高齢化が進行しており、本協定の意義は非常に大きいといえます。

砥部町の現状と課題

愛媛県のほぼ中央に位置する砥部町は、その自然と文化に恵まれています。砥部焼は、日常使いから逸品まで多彩な作品が存在し、地域の特産品「七折小梅」などの美味しい農産物も豊富。にもかかわらず、地域は高齢化という重大な課題に直面しています。令和5年には高齢化率が35.2%、後期高齢者比率が53.7%に達し、そうした数値は過去数年で上昇していることが報告されています。今後、地域産業の担い手を確保することが難しくなると予想されており、効果的な人手不足解消策が求められています。

スポットワークによる柔軟な働き方

今回の連携協定は、タイミーの強みである柔軟な働き方、すなわち「スポットワーク」の導入を推進することにあります。この働き方では、町内のさまざまな事業者が必要とする時に必要な人材を短時間で確保することが可能です。この方式は、潜在的な労働力の掘り起こしにつながり、地元の人々に新たな就業機会を提供します。また、町内での交流人口や関係人口の創出も期待されており、町全体の活性化にも寄与するでしょう。

取り組みの詳細

1. 町内事業者向け説明会：町内のさまざまな事業者がスポットワークの導入を検討できるよう、説明会を開催し、具体的なサポートを行います。

2. 潜在労働力の喚起：好きな時間と場所で働くことができるスポットワークを利用して、地域に埋もれている労働力を呼び込みます。

3. 多様な働き方の推進：地域の事業者に人材確保を図るための方法を提供し、雇用と関係人口の創出を目指します。

日本全国での地域連携

タイミーはこれまでに、日本全国で31道府県59自治体との連携協定を進めてきました。今回の砥部町との連携は新たに60自治体目となり、地方自治体とのつながりを一層深めています。地域に密着したサービスを提供することは、今後の事業拡大にとっても非常に重要な面となるでしょう。

最後に

「はたらく」を通じて人生の可能性を広げるというタイミーのミッションのもと、砥部町と連携し地域の課題解決に努めることは、単に経済的な効果をもたらすだけでなく、地域コミュニティそのものの再生にも繋がることを期待しています。地域の皆さんと共に堅実な歩みを続けていきます。

さらに詳細な情報については、タイミー公式サイトを訪れてみてください。