日本工芸会会員賞 飛鳥クルーズ賞 受賞者発表
郵船クルーズ株式会社が運航する客船「飛鳥II」(50,444トン)において、2023年に設立された「日本工芸会会員賞 飛鳥クルーズ賞」の第2回受賞者が発表されました。この賞は、日本の伝統工芸の保存と発展を目的にしています。特に、2023年に70周年を迎える「日本伝統工芸展」を記念して創設されました。
【受賞者の紹介】
今回は、次の三名が受賞者として選ばれました。
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武関 翠篁 - 東京都在住の木竹工作家で、作品名は「煤竹花籃『みなも』」。
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高橋 朋子 - 千葉県在住の陶芸作家で、作品名は「五金彩鉢『游ぐ月』」。
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雨宮 彌太郎 - 山梨県在住の硯作家で、作品名は「芳陽硯」。
この授賞式は、10月3日(木)に横浜港で出港する「秋の日本一周クルーズ」の船上で行われる予定です。
文化の発展に寄与する取り組み
郵船クルーズは、「日本工芸会×飛鳥クルーズ」のコラボレーションを進め、日本の伝統文化を普及する活動を行っています。これにより、地域の魅力を紹介し、地方創生にも貢献することを目指しています。特に、飛鳥クルーズが培った「和のおもてなし」の精神を更に進化させることに力を入れています。
日本工芸会の目標
公益社団法人日本工芸会は、優れた伝統工芸の保護と育成を行っています。同団体は毎年「日本伝統工芸展」を開催し、日本の工芸技術を広める重要な役割を果たしています。
飛鳥クルーズの特徴
「飛鳥クルーズ」は、顧客のライフスタイルや嗜好に合ったクルーズを提供しています。現在、最大の客船である「飛鳥II」では、約100日間の世界一周クルーズや、アジア・オセアニア方面への航路、日本の夏祭りを巡るクルーズなど多彩なプランが魅力です。また、2025年には新造客船「飛鳥III」の就航を控え、さらなる発展が期待されています。
「本物との出会いと感動を伝える」というブランドコンセプトのもと、唯一無二の体験を提供し、日本のクルーズ文化の発展を促進しています。