生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」が進化!チームテーブル機能と複数LLMベンダー対応で業務効率アップ!
大手メディアなどの IT システムを手掛ける HOUSEI株式会社は、生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」のアップデートを発表しました。今回のアップデートでは、チームテーブル機能と複数LLMベンダー契約・請求機能が追加され、企業内でのLLMを用いた業務改善支援とLLMの業務利用における負担軽減を実現しています。
チームテーブル機能:自然言語でデータ分析!
チームテーブル機能は、Excel や CSV などの構造化されたデータと LLM を組み合わせ、自然言語表現の質問によって適切な回答を得られる機能です。従来のように SQL 文を作成する必要がなくなり、imprai にチャット形式で質問するだけで、自動で最適な SQL 文が生成・実行され、LLM と連携することで、質問に即した回答が得られます。
例えば、過去 10 年間の商品名、販売年月日、販売価格、販売先などの販売情報を用いて、「特定の商品 A が最も売れた月は何月?」、「商品 B の販売個数の対前年比実績は?」といった自然な質問から回答を得ることが可能です。
チームテーブルの主な特長
自然言語での質問対応: 質問を自然言語で入力するだけで、imprai が内容を解析して適切な SQL を生成します。データベースの知識がないユーザーでも簡単に目的のデータを抽出できます。
データベース連携: imprai はデータベースと連携し、そのスキーマを理解します。MySQL などの既存 DB と連携することができ、imprai がスキーマ情報を元に SQL 文を生成して質問に答えます。
データインポート: CSV や Excel などの表データを imprai にインポートしてデータベースを構築できるため、簡単にチームテーブルを使った分析が可能です。
複数LLMベンダーとの契約・請求機能搭載:多様なLLMを柔軟に活用!
企業が生成 AI を利用するにあたって、複数 LLM ベンダーとの契約や管理の煩雑化は大きな課題です。imprai では、1 つのアカウントで複数の LLM を利用でき、契約も請求も一元管理できます。さらに、LLM ごとの利用状況も把握できるため、多様な LLM を試すことで、自社(ユースケース)に最適な AI モデルを柔軟に選定し、より低コストでの AI 活用を実現できます。
当機能で期待できる効果
一括契約による利便性向上: imprai が複数の LLM ベンダーと代理契約を行うため、お客様は一度の imprai 利用契約で複数の生成 AI に容易にアクセスできるようになります。
利用に応じた料金請求: 実際に利用した生成 AI モデルごとの利用量に基づき、使用した分だけ支払う料金体系を導入しています。これにより、無駄な固定費を削減します。
請求書の一元化: 複数の生成 AI モデルを利用しても、請求書は一本化され、事務処理の効率が向上します。
まとめ
「imprai」は、チームテーブル機能と複数 LLM ベンダー対応により、企業における LLM 活用を加速させる強力なツールとなりました。自然言語でのデータ分析や、多様な LLM を柔軟に利用できることで、業務効率化と AI 活用の幅が広がります。今後の更なる進化にも期待したいところです。