大丸松坂屋が新たなファッションサブスクリプションに挑戦！

大丸松坂屋の挑戦

大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress」は、持続可能なファッションをテーマにしたプロジェクトを進めています。今年度よりスタートしたのは、第2回目となる「roop」という衣類循環アップサイクルプロジェクトです。この取り組みは、環境省が選定する「デコ活」推進事業に採択され、2025年度も継続が予定されています。

roopプロジェクトの目的

「roop」とは、人生におけるファッションの力を信じ、生活者の行動を変化させることを目的としています。そのテーマは、服の「廃棄を減らす」「寿命を延ばす」「技術を継承する」という、まさに循環型のプロジェクトです。大切にしていた服を回収し、それをデザイナーたちが新しいアイテムとして生み出し、再びアナザーアドレスのレンタルアイテムとして提供するのです。

参加方法

ファッションファンの皆様、ぜひご参加ください！「roop」では、思い入れのある服の提供を求めています。この服たちは、未来のデザイナーによってアップサイクルされ、2026年の春からレンタルがスタート予定です。また、衣類の回収方法も簡単です。アナザーアドレスの会員であれば、レンタル品を返却する際に、ガーメントバッグに衣類を追加することで寄付が可能です。ただし、一度の返却で1着までとなりますのでご注意ください。

回収期間は2025年7月8日から8月31日までです。

roop Awardとデザインコンテスト

さらに、ファッションの新たな価値を生み出す「roop Award 2025-2026」コンテストも開催されます。参加者は提供された衣類を元に、アップサイクルアイテムを制作することが求められます。このコンテストでは、生活者がファッションを楽しむことを前提としながら、洋服の廃棄を減らし、寿命を延ばすアイデアを持つ作品の募集が行われます。

評価は2つの部門に分かれ、プロ部門のグランプリには100万円、学生・アマチュア部門のグランプリには50万円の賞金が授与されます。衣類背景のストーリーや素材へのリスペクトを考え、循環型ファッションの未来を共に形作るクリエイターたちの参加を心待ちにしています。