OnBase®と企業DX
2022-03-31 13:00:06
150社以上に導入されたOnBase®がもたらす企業DXの新たな波
OnBase®: 日本における導入状況と企業成長の鍵
ハイランドソフトウェアが提供するコンテンツサービスプラットフォーム「OnBase®」が、遂に日本国内の導入企業数が150社を超えたというニュースが飛び込んできました。この実績は、日本市場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展の一環として注目されています。これにより、企業は従来の非効率な情報管理から脱却し、業務の最適化を図ることができるようになります。
OnBase®とは?
「OnBase®」は、企業内のさまざまなデータを一元管理するための強力なプラットフォームです。文書、画像、動画、音声ファイルなどの非構造化データと、ERPなどによる構造化データを統合的に管理できるため、情報の取扱いやアクセスの効率が飛躍的に向上します。
このプラットフォームが特に注目される理由は、各種外部サービスとの積極的な連携が可能である点にあります。APIを介した接続、コネクタの使用、さらにはクリック操作による連携など、500以上の外部プラットフォームともシームレスに統合できます。この柔軟性により、企業は情報の断片化を防ぎ、業務のフローをスムーズに進行させることが可能になります。
日本市場における意味
日本では今まで「コンテンツサービスプラットフォーム」という概念自体が広く知られていませんでした。しかし、世界全体の市場規模は約630億米ドルに達し、年平均20%以上の成長を見せている注目の分野です。この状況を受け、OnBase®は企業が持つ非構造化データの有効活用を実現し、企業の競争力強化に寄与しています。
特に、コロナ禍においてテレワークの普及が進んだことで、企業はますますデジタル環境への移行を進める必要に迫られています。「OnBase®」はペーパーレス化を進めるための強力なツールであり、見積書、契約書といった日常業務で利用される非構造化データを効果的に管理することで、企業の生産性が向上しています。
日本のカントリーマネージャーの役割
2022年、日本のカントリーマネージャーに就任した杉山富治郎氏は、これまで30年間にわたりフォーチュン500企業やスタートアップ企業で販売担当の指導的な役割を果たしてきました。彼の専門知識により、日本市場での「OnBase®」の導入と普及がさらに進むことが期待されています。杉山氏のもとで「OnBase®」が日本国内において更なる啓蒙活動を展開し、導入社数が増加することで、企業が持つポテンシャルを最大限に引き出すことが可能となります。
グローバルな視点での成長戦略
ハイランドソフトウェアは、1991年に設立されて以来、ヘルスケア、教育、金融サービス、保険などの業界向けにECM/CSサービスを提供してきました。2020年には特に有力な競合であるAlfresco社やNuxeo社を買収し、日本においては「OnBase®」を中心にした広範なソリューションを展開しています。これにより、企業のDXを推進するための手段として「OnBase®」が一層重要な役割を果たすことが求められています。
すべての企業に訪れるDXの時代
企業が抱える問題を解決し、また変化の激しい時代に適応するためには、デジタル部門の強化が必要です。「OnBase®」のようなコンテンツサービスプラットフォームの導入は、その解決策の一つとなるでしょう。業務の効率化や生産性の向上、そして顧客対応の迅速化を実現し、新たなビジネスチャンスを生み出します。
最終的に、ハイランドソフトウェアの「OnBase®」は企業の未来を変える強力なツールになると期待されています。今後も日本国内における「OnBase®」の取り組みに注目が集まることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
Hyland Software, Inc.
- 住所
- 東京都港区芝浦3-14-18キャナルスクエア芝浦2F
- 電話番号
-
03-6809-3618