2025年標準化と品質管理全国大会の概要
一般財団法人日本規格協会が主催する『標準化と品質管理全国大会』が、2025年に開催されることが決定しました。受付は現在進行中で、業界の関係者はぜひ参加を検討してください。この大会は、標準化と品質管理を推進しようとする組織の経営者や技術者が一堂に会し、最新の知見を共有する場として非常に重要な位置づけを持っています。
多彩な講師陣による講演
今年度も多岐にわたる分野から多くの講師を招き、業務に役立つ情報を盛り込んだ多様な講演を行います。また、全国大会及び地区大会の参加者には、後日全国大会での講演動画を無料で視聴する特典もあります。 これは許可を得た講演に限りますが、参加者にとっては大変魅力的な特典と言えるでしょう。
参加者はお早めにお申込みを行うことをお勧めします。定員に達した場合、受付は終了となるため、この貴重な機会を逃さないようにしましょう。
基調講演のご紹介
大会は午前と午後の二部構成となっており、午前中には基調講演が行われます。この基調講演Ⅰでは、経済産業省から有馬伸明氏をお招きし、新たな基準認証政策「日本型標準加速化モデル2025」についてお話しいただきます。
この講演では、日本がグローバル市場においての競争力を維持・強化するための取り組みが紹介される予定で、特に不確実性の高い分野における標準化の重要性についても触れられるでしょう。参加者にとっては、政府の戦略や今後の展望を聞くことで、業界の最新トレンドを理解する良い機会となります。
大会の目的
『標準化と品質管理大会』が毎年10月に開催されるのは、産業標準化推進月間であるためです。1958年の全国大会スタート以来、年代を経るごとに多くの方々が参加してきました。この大会は、企業の国際競争力強化や社会の安全で安心な構築を目指すものであり、企業間の技術交流や情報共有の場でもあります。
日本規格協会とは
1945年に設立された一般財団法人日本規格協会は、我が国の総合的な標準化機関として、さまざまな関係事業を展開しています。JISや国際規格(ISO・IEC規格)に関する開発や普及、検定の実施など、多岐にわたる業務を通じて、業界全体の発展に寄与しています。
特にISO 9001やISO 14001などのマネジメントシステムの審査登録や、各種サービスに関する認証も手掛けています。これにより、日本全体の標準化や品質管理の向上に貢献し、国際的な競争力を高めています。
申し込み方法
全国大会は東京都内で行われ、地元開催の地区大会も同時に受付中です。興味のある方はぜひ公式サイトからお申込みください。業界が一同に会するこの機会をお見逃しなく!