中野市と連携協定
2025-08-25 15:50:57

富士薬品が長野県中野市と包括連携協定を締結し地域健康づくりを推進

富士薬品と中野市の連携協定の意義



2025年8月、株式会社富士薬品が長野県中野市と包括連携協定を結んだ。この協定により、富士薬品は医薬品の開発や製造、販売の知見を活かし、市民の健康増進や地域活性化に関する5つの主な事業に取り組むことになった。これにより、中野市の地域活性化への貢献を目指す。

協定締結式の開催



協定は、中野市役所にて行われた締結式で公式に発表された。出席したのは、富士薬品の橋本部長と中野市の湯本市長。両者はこの連携が地域住民の生活を豊かにすることを目指していると強調した。

具体的な取り組み内容



この連携協定には、以下の5つの重要な取り組みが含まれている:

1. セルフメディケーションの強化: 富士薬品の営業員は、登録販売者の資格を持っており、一般用医薬品の適正使用を啓発しながら、市主催のイベントへの参加も通じて地域住民の健康意識の向上に貢献する。

2. 健康情報の発信: 配置薬の特性を活かし、季節ごとの健康情報を訪問時に発信。さらに、店舗では啓発ポスターを掲示するなどして情報提供を行う。

3. 高齢者見守りサービス: 高齢者の訪問時には声をかけ、日々の健康状態を見守るというサービスも実施。健康診断への参加を呼びかけるほか、徘徊者の捜索にも協力する。

4. 防災・災害対策: 災害発生時には中野市からの要請を受けて医薬品を無償提供し、防災情報を訪問時や店舗で周知する。

5. その他の必要な事業: 上記の目的を達成するために必要と認められる活動については、中野市と協力しながら進めていくという。

連携協定の背景



富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」というスローガンのもと、地域住民の生活に寄り添う努力を続けている。配置薬の提供を通じて、現在約3,500件の契約を保有している。自治体との連携協定は、2022年からの取り組みに基づくものであり、中野市との協定は全国で29例目となる。

中野市は、「いきいきと健康に暮らせるまち」を表明し、健康寿命を延ばすためのプランを策定している。富士薬品が地域に密着したサービスを提供することが、このプランの実現に寄与すると評価され、今回の協定に至った。

富士薬品の企業理念



富士薬品は1930年に設立され、医薬品の製造から販売、さらには健康に関する研究開発に至る多角的な事業を展開している。スローガンに示されているように、富士薬品は人々が豊かに生活できる社会を目指して、全力で支え続けることを理念としている。現在、日本全国には約1,273店舗のドラッグストアを展開し、地域住民との距離感を大切にしたサービスを提供している。

今回の中野市との連携によって、富士薬品はさらなる地域貢献に向けた一歩を踏み出した。今後の取り組みにも期待が寄せられている。


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会社情報

会社名
株式会社富士薬品
住所
埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
電話番号
048-644-3240

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