肝炎対策特別大使とスペシャルサポーターが啓発エベントに参加
2024年7月28日、香川県の高松シンボルタワーで開催された肝炎デー市民公開講座に、肝炎対策特別大使の伍代夏子氏と、STU48の福田朱里氏が登場しました。この日は、肝炎に関する知識を広め、特に肝炎ウイルス検査の重要性を市民に伝えるための特別なイベントでした。
イベントの目的と内容
「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年から国民に対して肝炎に関する教育と啓発を行っており、早期発見と早期治療の重要性に焦点を当てています。伍代氏は冒頭の挨拶で、香川県が肝炎の啓発活動を全国的に行う地域に指定されたことを伝え、肝炎ウイルス検査の必要性を強調しました。
特に、肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれる理由や、肝炎が感染症として見過ごされがちなことについて触れました。伍代氏は、「肝炎は痛みや熱などの明確な症状がないため、気づかないうちに進行することがある」と述べ、自ら検査を受けることの重要性を訴えました。
ウイルス性肝炎とそのリスク
高口院長は、ウイルス性肝炎は血液を介して感染することが多く、妊娠中の母子感染やピアス、タトゥーが感染源となることがあると説明しました。日本全国での肝炎ウイルス保有者の数も共有され、香川県内でも相応の感染者がいることが伝えられました。お話の中で、香川県立中央病院や香川大学附属病院に肝疾患相談センターが設けられていることも紹介され、もし不安があれば相談を促しました。
若い世代へのメッセージ
地元香川県出身の福田氏は、自身が若い世代として肝炎について知識を持つことも大切であると訴えました。健康診断で肝臓機能の検査が行われていても、肝炎ウイルス検査は別であることが多いため、オプションでの受検を推奨しました。彼女の発言は多くの若者に響いたことでしょう。
イベントのハイライト
公開講座の終了後、福田氏は市民に向けて直接リーフレットを配布し、肝炎ウイルス検査を受けるよう呼びかけました。この日はまた、啓発ブースも併設され、参加者には先着50名に無料検査が提供されるなど、積極的な啓発活動が繰り広げられました。
結論
伍代氏と福田氏の活動を通じて、肝炎に対する理解が深まり、検査を受けることの重要性が広く伝わったことは大きな成果です。今後も引き続き、肝炎に関する啓発が行われていくことを期待したいです。